糸満市議会 > 2019-06-24 >
06月24日-05号

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  1. 糸満市議会 2019-06-24
    06月24日-05号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    令和元年第4回糸満市議会定例会会議録令和元年6月24日出席議員 21人1番 玉 城 哲 郎 君    2番 金 城   悟 君3番 上 原   勝 君    4番 浦 崎   暁 君5番 菊 地 君 子 さん   6番 伊 敷 郁 子 さん7番 国 吉 武 光 君    8番 金 城   敏 君9番 新 垣 勇 太 君    10番 金 城 一 文 君11番 玉 城 安 男 君    12番 玉 村   清 君13番 金 城   寛 君    14番 當 銘 真 栄 君15番 大 城 明 弘 君    16番 西 平 賀 雄 君17番 金 城   敦 君    18番 徳 元 敏 之 君19番 金 城 幸 盛 君    20番 新 垣 安 彦 君21番 大 田   守 君欠席議員 なし 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。   市長     上 原   昭 君    副市長    金 城   靖 君   教育長    安谷屋 幸 勇 君    総務部長   上 原   仁 君   企画開発部長 徳 元 弘 明 君    市民健康部長 福 元 信 美 さん   福祉部長   山 城 安 子 さん   経済観光部長 大 城   拡 君   建設部長   徳 里   仁 君    水道部長   伊 敷   勝 君   消防長    福 元   毅 君    教育委員会  阿波根 庸 伸 君                       総務部長   教育委員会  大 城 直 之 君   指導部長本日の議事日程 日程第1 一般質問   ――――――――――――――――――――――――――――――                              (開議宣告午前10時00分) ○議長(大田守君) これより本日の会議を開きます。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 一般質問を行います。質問通告書により、順次質問を許します。 ◆19番(金城幸盛君) おはようございます。まず初めに字句の訂正をお願いいたします。件名5、こども園、保育所(園)について。小項目1、イ、「危険個所」となっているものを「危険箇所」に訂正をお願いいたします。それでは通告書に従いまして、一般質問を行います。 件名1、防災行政について。小項目1、「沖縄観光防災力強化支援事業」について。ア、本市の事業計画を伺う。イ、本事業を活用して避難所のWi‐Fi設備を整備する考えがないか見解を伺う。ウ、本事業を活用して「防災マップ」、「防災ハンドブック」等を作成する考えがないか見解を伺う。 小項目2、福祉避難所の設置及び災害協定締結について。ア、本市の取り組み状況を伺う。イ、災害時要配慮者である乳幼児とその家族の受け入れに関し、こども園・保育所(園)等と災害協定を締結する考えがないか見解を伺う。 小項目3、指定緊急避難場所、指定避難所について、本市ホームページで公表すべきと考えるが見解を伺う。 件名2、児童虐待防止対策について。小項目1、「子ども家庭総合支援拠点」を設置すべきと考えるが見解を伺う。 小項目2、虐待防止のための情報共有システムを構築すべきと考えるが見解を伺う。 件名3、幼児教育の無償化について。小項目1、円滑な実施に向けた取り組みについて伺う。ア、周知と相談窓口の設置について。イ、実施に向けた国の支援について。 件名4、児童・生徒の安全対策について。小項目1、昨年実施された「通学路の防犯の観点による緊急合同点検」について。ア、危険箇所の取りまとめ、対策案の作成及び安全対策の実施等の進捗状況を伺う。イ、不審者情報等の共有について、本市の取り組みを伺う。 小項目2、糸満南小学校の通学路について。ア、国道331号に防護柵・ガードパイプの設置、通学路・警戒標識の設置に向けた進捗状況を伺う。 小項目3、真壁小学校、三和中学校の通学路、県道54号線(真壁児童公園付近から県道7号線までの区間)について。ア、今後の歩道整備計画について伺う。イ、グリーンベルトの設置を要請する考えがないか見解を伺う。 件名5、こども園、保育所(園)について。小項目1、こども園、保育所(園)等の施設周辺及び散歩コースについて。ア、緊急安全点検の実施状況を伺う。イ、点検結果に基づく、危険箇所の安全対策について伺う。 小項目2、自動体外式除細動器(AED)を設置する考えがないか見解を伺う。 小項目3、保護者へのお知らせや連絡等に、メールやLINE等を活用する考えがないか見解を伺う。 小項目4、真壁こども園南側の側溝の冠水について、早期に改善すべきと考えるが見解を伺う。 件名6、放置車両、不法投棄について。小項目1、市道翁長かりゆし橋線に放置された車両について、解決に向けた進捗状況を伺う。 小項目2、サンエーしおざきシティ南側、南浜公園木道橋付近の河川に、多数の自転車やスーパーのカート等が不法に投棄されている問題について、早期に改善すべきと考えるが見解を伺う。 件名7、道路行政について。小項目1、市道田原線の一部区間において、擁壁としてトンブロックが使用され、隣接する住宅側に傾いて危険な状態である。早急に対策を講ずるべきと考えるが見解を伺う。 小項目2、小波蔵自治会から「市道真壁小波蔵線道路改築工事」に関して、ハンプ舗装や外灯設置など安全対策を求める要望が出ているが、本市の対応を伺う。 件名8、学校給食センターについて。小項目1、避難所・備蓄機能・応急給食機能といった総合的な防災機能をあわせもつ災害時対応施設として整備する考えがないか見解を伺う。 以上、壇上での質問を終わり、あとは質問席で再質問いたします。 ◎市長(上原昭君) おはようございます。金城幸盛議員の件名2、児童虐待防止対策について。小項目1及び2について関連しますので、一括してお答えいたします。 子ども家庭総合支援拠点と虐待防止のための情報共有システムの構築については、その重要性を認識しておりますが、現在、市民健康部と連携して、母子健康包括支援センターの令和2年度設置に向け調整を進めていますので、センター設置後に検討したいと考えております。 その他の質問について、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) おはようございます。金城幸盛議員御質問、件名4、児童・生徒の安全対策について。小項目2、糸満南小学校の通学路について。ア、国道331号に防護柵・ガードパイプの設置、通学路・警戒標識の設置に向けた進捗状況についてお答えいたします。 一般国道331号糸満道路における通学路警戒標識及び車両用防護柵の設置について。平成31年3月22日付で糸満市教育委員会教育長から、内閣府沖縄総合事務局南部国道事務所長宛て、要望書を提出しております。その後、4月12日に国道事務所と教育委員会の双方で現場の視察を行っており、また5月20日には、国道事務所、教育委員会、糸満警察署、糸満南小学校の4者で現場視察と状況の確認を行っております。その中でも改めて設置の必要性を伝えております。 ◎総務部長(上原仁君) おはようございます。御質問、件名1、防災行政について。小項目1、沖縄観光防災力強化支援事業について。アからウについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、本市の事業計画については、現在のところ指定避難所3カ所に外国人観光客を含む観光難民への食料、水、毛布、災害用トイレ等の備蓄用品及び多言語翻訳機等の整備を計画しております。 次にイ、避難所のWi‐Fi設備の整備については、災害時には電話回線がふくそうし、情報通信、伝達等が困難になると想定されることから、避難所におけるWi‐Fi設備の整備は有効なものと考えております。しかしながら、平常時における機器の管理運用やランニングコスト等、検証すべき事項があることから、関係部署と十分に協議を行い、総合的に判断してまいります。 次にウ、防災マップ、防災ハンドブック等の作成については、現在配布している防災マップは平成25年に作成し6年が経過していることから、更新の必要性は認識しております。今年度、沖縄観光防災力強化支援事業を活用し、防災マップ作成の更新を検討しておりましたが、補助経費が各市町村一律100万円とあって、高額な経費を要するマップ作成については、財政負担の割合が大きく、今回の事業申請に限っては活用を見送ることといたしました。今後、事業見直し等により、財政面の負担軽減が図られれば、積極的にエントリーしてまいりたいと考えております。また現在は、防災マップの更新に向けた情報収集を行っており、防災ハンドブックの作成につきましては、防災マップ更新の後に財政状況を勘案しながら総合的に判断したいと考えております。 小項目2、福祉避難所の設置及び災害協定締結については、ア及びイについてお答えいたします。ア、本市の取り組み状況については、現在のところ本市においては、災害時に避難所での避難生活が困難な高齢者、災害時に援護が必要な市民に配慮した高齢者施設を市との協定を締結し、福祉避難所として4カ所を定めております。 次にイ、こども園、保育所等との災害協定の締結については、現在のところ本市においては、災害時に乳幼児やその家族を受け入れるための福祉避難所はございません。現状で受入体制が整っていないという認識がございますので、今後、ニーズに応じて新たな施設との協定などを視野に入れながら、関係部署と十分に連携し、対応してまいりたいと考えております。 小項目3、指定緊急避難場所、指定避難所の市ホームページ公表については、地域住民が日ごろから指定緊急避難場所や指定避難所の位置情報を確認できることは重要であり、ホームページは防災情報の提供が進む中、情報発信の有効な手段であると認識しております。現在、本市のホームページには指定緊急避難場所、指定避難所の公表はございません。今後、早急に公表できるように対応してまいります。 ◎福祉部長(山城安子さん) おはようございます。御質問、件名3、幼児教育の無償化について。小項目1、円滑な実施に向けた取り組みについて。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、周知と相談窓口の設置についてお答えいたします。周知については、市広報紙やホームページ等への掲載や現在利用している施設を通して、パンフレット等の配布による周知を検討しております。また相談窓口の設置につきましては、国の補助制度を活用し、新たに専門職員等を配置して相談窓口を設置することを検討しております。 次にイ、実施に向けた国の支援につきましては、令和元年度は無償化に係る初年度経費が臨時交付金により全額国負担となります。次年度以降は、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1を負担します。市の負担については、交付税措置があります。また無償化の実施に当たり、その導入に当たって必要となる初年度と2年目の事務費及びシステム改修費等については、全額国負担となります。 御質問、件名5、こども園、保育所(園)について。小項目1から3までについて順にお答えいたします。小項目1、こども園、保育園等の施設周辺及び散歩コースについて。ア、緊急安全点検の実施状況については、糸満市内にある教育・保育施設の48施設に対して、散歩の経路における危険箇所点検調査の実施について文書で依頼いたしました。教育・保育施設におきましては、日常的に利用する散歩の経路の点検を実施していただき、異常や危険性の有無、工事箇所や交通量等を含めて危険箇所を報告してもらいました。 次にイ、点検結果に基づく危険箇所の安全対策について。関係者で合同会議を開催し、協議してまいります。また各園におきましては、散歩をする際には危険箇所を定期的に点検を行い、記録をつけるなど、情報を全職員で共有を図っていただき、安全に十分に配慮するよう指導してまいります。 小項目2、自動体外式除細動器(AED)を設置する考えがないかについては、公立こども園におきましては、AEDの設置はありません。今後、設置に向けて検討してまいります。民間こども園、保育園等におきましては7園が導入しております。 最後に小項目3、保護者への連絡等にメールやLINE等を活用する考えがないかについてお答えいたします。現在、公立こども園におきましては、保護者へのお知らせや連絡等にメールやLINE等を活用しておりません。保護者の利便向上を図るために、メール等の活用を検討してまいります。民間こども園、保育園等におきましては、20園でメール等の情報伝達手段を活用しているとのことであります。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) おはようございます。御質問、件名4、児童・生徒の安全対策について。小項目1、通学路の防犯の観点による緊急合同点検について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、危険箇所の取りまとめ、対策案の作成及び安全対策等の実施等の進捗状況については、平成30年10月3日付で沖縄県教育委員会に点検結果を報告しております。対策案の作成及び安全対策の実施等については、現在、対応等について検討中です。 次にイ、不審者情報等の共有については、警察からの一報を教育委員会が受け、すぐに各学校等にファクス、電話、メールを使って連絡を入れております。あわせて福祉部、市民健康部とも情報共有を図るなどの対応を行っております。 御質問、件名8、学校給食センターについて。小項目1、避難所・備蓄機能・応急給食機能といった総合的な防災機能をあわせ持つ災害時対応施設として整備する考えがないかについてお答えします。学校給食センターを災害時対応施設として整備することについては、防災担当部署と調整を図りながら、基本計画検討委員会で検討してまいります。 ◎建設部長(徳里仁君) おはようございます。御質問、件名4、児童・生徒の安全対策について。小項目3、真壁小学校、三和中学校の通学路、県道54号線について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目3、ア、今後の歩道整備計画について。道路管理者である沖縄県に問い合わせたところ、現時点において歩道設置計画はないとのことでした。 次にイ、グリーンベルトの設置要請については、児童生徒の安全面を考慮すると必要である対策であると考えておりますので、今後、関係機関と協議の上、要請について検討してまいります。 御質問、件名7、道路行政について。小項目1及び2についてお答えいたします。小項目1、田原線の一部擁壁が住宅側へ傾いている区間につきましては、現在、工事契約の締結を済ませ、6月中には復旧工事に取りかかる予定で、早期に危険性の除去に取り組んでまいります。 小項目2、小波蔵自治会からの要望についてお答えいたします。当該道路は、児童生徒の交通安全確保を目的に、平成26年度から継続して整備している路線であります。要望事項につきましては、今後、交通安全の観点からどのような施設、整備が必要なのか、小波蔵自治会及び関係機関と調整の上、整備していきたいと思います。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) おはようございます。御質問、件名5、こども園、保育所について。小項目4、真壁こども園南側の側溝の冠水について。早期に改善すべきと考えるが、見解を伺うについてお答えいたします。 真壁こども園南側の道路は、真壁こども園の駐車場を結ぶ通園路でもあることから、園児やその保護者等が歩いて通るときに、道路に冠水があると安全、安心な歩行に支障がありますので、早期に改善を図る必要があると認識しております。 ◎市民健康部長(福元信美さん) おはようございます。御質問、件名6、放置車両、不法投棄について。小項目1及び2について順にお答えいたします。 小項目1の放置された車両については、平成30年5月30日に車両を確認し、関係機関へ所有者の照会を行いました。9月4日に所有者が判明し、自宅訪問を5回行いましたが、いずれも不在で連絡がとれないため、平成30年9月21日に糸満市放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例第12条の規定に基づき、放置自動車等撤去命令書を送付いたしました。10月16日に所有者の家族と話をすることができ、遅くとも年内に撤去する旨の段取りとなりましたが、現在、放置された状態であります。このまま放置状態が続き、同条例第13条第1項第1号に規定する期間が経過しても、なお撤去がなされない場合は、市が撤去を行い、所有者へ撤去費用と過料の請求を行うこととなります。 小項目2のサンエーしおざきシティ南側河川の不法投棄物については、目視により自転車23台、買い物カート3台、タイヤ3本、バイク1台が確認できました。当該箇所については、公園用地となっているため、指定管理者等と連携して早急に対処したいと思います。 ◆19番(金城幸盛君) まず、件名1の防災行政につきましてでございますけれども、本日も朝から本市においては大雨洪水警報が発令をされ、防災担当の皆様におかれましては、防災無線を通じて皆様に周知をする等、本当に対応いただきまして、ありがとうございます。本当に市内でも多数の箇所で冠水等があったとお聞きをしております。災害とは本当にいつ、何どき起こるかわからないのが災害でございますので、またしっかりとした、今後も事前の対策を進めていただきたいと思います。まず、確認でございますけれども、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法に基づく本市の位置づけについてお伺いをしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時23分)                              (再開宣告午前10時25分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 本市は、南海トラフ巨大地震対策特別措置法により、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されております。 ◆19番(金城幸盛君) そうですね。それで南海トラフ地震が発生した場合に、著しい災害が生ずるおそれがあるために、地震防災対策を推進するため、する必要がある地域を内閣総理大臣が指定をしているわけでございますけれども、沖縄県内におきましては、本市を含む16の市町村が防災対策推進地域の指定を受けております。そういった面からいきますと、本市における防災対策というのは最重要の課題であると思いますけれども、共通認識を図るためにその点について御見解をいただきたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時26分)                              (再開宣告午前10時26分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 当然、糸満市もそういう警戒区域に指定されておりますので、十分な対策は今後とっていきたいと考えております。
    ◆19番(金城幸盛君) 小項目1の沖縄観光防災力強化支援事業についてでございますが、この事業の目的は沖縄の観光振興の観点から観光避難民に対する防災対策を支援することにより、安全、安心な観光地の形成を促進するということでございます。観光というカテゴリーからすると、防災担当のみならず、経済観光部との連携も重要かと思いますけれども、その点について御見解をいただければと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 議員がおっしゃったように、今回の観光防災力強化支援事業におきましては、外国人観光客を含む観光客が沖縄県内において足どめになるということも考えられるということでの、観光避難民ということでの、それに備えるための事業でございます。そういう意味では、観光地を所管する経済観光部とも十分協議を行いながら、事業を推進していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) 那覇市におきましては、本事業を活用しまして液体ミルクの備蓄を行うということで決定いたしております。また、浦添市におきましても液体ミルクの備蓄を今年度実施するということで計画されております。また本市と友好都市であります厚木市におきましても、神奈川県内初で液体ミルクを備蓄したということも報道等でございました。この液体ミルクにつきましては、何度かこの議会でも取り上げさせていただいておりますけれども、観光という面からおきましても、欧州、ヨーロッパを中心にこの液体ミルクというのは非常に普及をしておりまして、そういった面からしますとこの液体ミルクの備蓄というのは非常に有効的なものであるというふうに理解をするわけでございますけれども、本事業を活用しまして、乳児用液体ミルクを本市においても備蓄する考えがないか、見解を伺いたいと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 現在、本市の指定避難所には、粉ミルクを備蓄しております。今後、費用対効果を踏まえて導入を検討してまいりたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) 粉ミルクですと、水の確保、また熱源の確保などが必要となります。液体ミルクですとそのまま使用が可能でございますので、他市においては、この液体ミルクの備蓄が進んできている状況等もございますので、今の答弁のように前向きに検討をしていただきたいと思います。 次にイの避難所へのWi‐Fi整備についてでございますけれども、指定緊急避難場所でもあり、本市の防災拠点でもあります市役所については、Wi‐Fiは整備されているのかお伺いしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時31分)                              (再開宣告午前10時31分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 現在、市庁舎にはWi‐Fiは設置されておりません。 ◆19番(金城幸盛君) 熊本地震における被災地のWi‐Fi利用状況に係る調査研究というのがございました。これは総務省が公表しておりますけれども、Wi‐Fiは災害時の情報収集や通信手段として役立ったという回答が93.5%に上っているわけでございまして、また、Wi‐Fi設備に係る本事業の補助率からしますと、10分の9だと理解をしておりますけれども、そういった面でも一挙に全部というのはなかなか難しいかと思いますけれども、市役所へのWi‐Fiの設備について、もう一度御見解をいただければと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 市役所庁舎は指定緊急避難場所として位置づけられておりますので、Wi‐Fiの必要性を認識しております。平常時の機器の管理運用やランニングコスト等、検証すべき事項がありますので、そういう部分を今後検証していきながら、可否については検討していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) 「2020年に向け全国約3万箇所のWi‐Fi設備を目指して」ということで、総務省の資料がございます。この資料によると、やはりどの市町村もランニングコストというのが非常に重要な問題になっておりまして、このランニングコストの軽減の対応策といたしまして、Wi‐Fiと自動販売機をパッケージ化することによって、費用負担なく運用が可能とのことで、他市町村の事例が紹介されておりますので、ぜひとも本市においても検討をいただきたいと思いますけれども、御見解をお伺いいたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 ただいま議員のほうから御提案のありました自動販売機とWi‐Fiの一体型ということでございますが、今後、有用性とかまたランニングコスト等につきましても、財政状況を勘案しながら今後検討していきたいと、調査研究していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) 国土交通省観光庁では災害時に在日外国人旅行者への情報提供ツールとしまして、多言語対応の緊急地震速報等の災害情報の通知が可能なアプリとかウエブサイト、またSNS等の紹介をしております。リーフレットも作成しましてそれをお配りしております。そういった面からしましても、Wi‐Fiの整備というのは重要だと考えますけれども、ぜひとも検討していただきたいと思います。あと1点、避難所となっています学校におきましては、教育委員会に以前確認しましたら、中学校の普通教室においてWi‐Fiがほぼ100%整備をされているというお話もお伺いをしております。災害時に学校におけるWi‐Fiの開放できるような、そういったものも必要になってくるのではないかと思いますけれども、その点について、防災として見解を伺いたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時35分)                              (再開宣告午前10時36分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 現在、配備されているWi‐Fiでございますが、活用もしていきたいと考えておりますが、ただセキュリティー上の問題もあるということですので、そのほうについて、教育委員会と十分協議しながら調査していきたいと、検討していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) 次にウの防災マップ、防災ハンドブック等の作成についてでございますけれども、小項目3の指定緊急避難場所、指定避難所についての本市のホームページ上の公表についても一括して再質問したいと思いますけれども、災害対策基本法の第49条の9において、市町村長は災害に関する情報の伝達方法、指定緊急避難場所及び避難経路等を記載した印刷物の配布等の必要な措置を講じるよう努めなければならないとございますし、また災害対策基本法施行規則第1条の8において、居住者等に周知させるために必要な措置の内容について規定をされております。そういった面からいっても、この防災マップを作成し、配布をするということは非常に重要なことだと思います。現在、配布されているマップには指定緊急避難場所等は記載がございません。そういった面から行くと、早急にそういった対応が必要かと思いますけれども、御見解をいただければと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁いたしましたが、今回の補助事業では防災マップの更新につきましては、補助率が、補助額が低いということで、次のほかの事業で対応できないかと検討していきたいと考えております。ただ、この指定緊急避難場所につきましては、更新時にはちゃんと掲載したいと思います。それとホームページ等において掲載できないか、先ほども答弁いたしましたが、検討していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひ、法律によって努めなければならないということで、努力義務が課せられておりますので、しっかり御対応をしていただきたいと思います。以前も御提案差し上げましたけれども、本市ホームページのトップ画面に防災情報のバナーの設置をぜひともお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に小項目2の福祉避難所の設置及び災害協定締結についてでございますけれども、先ほど本市の福祉避難所が4カ所あるということでございましたけれども、沖縄県が公表しております福祉避難所設置状況一覧では、平成30年4月1日現在ということで、沖縄県内11市の中で8市の福祉避難所が掲載をされておりますけれども、その中に、先ほどは4カ所あるとおっしゃっておりましたけれども、本市の分が掲載されておりませんけれども、その辺の相違についてはどのようなことでございましょうか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時40分)                              (再開宣告午前10時40分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 地域防災計画上ですね、先ほど申したように4カ所は指定されております。指定はされておりますが、今現在、県への報告がされていませんので、今後そういう部分についてはちゃんと県へ報告していきたいと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) それと福祉避難所等についてですけれども、この福祉避難所等の指定、また可能性のある施設の洗い出しにつきましては、どちらの部署が担当して行うのかお伺いしたいと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 福祉避難所に関しては、利用可能な施設を洗い出すということについて、国のガイドラインでもちゃんと指摘されております。それにつきまして、福祉部とうちの防災のイニシアチブをとって協議していくということで予定しております。 ◆19番(金城幸盛君) ガイドラインにおきましては、市町村は防災担当部局と福祉部局を中心とした横断的な組織としまして災害時要配慮者支援班の事前設置が明記されておりますので、ぜひともそういった面も踏まえまして対応をしていただきたいと思います。 こども園、保育所等への避難所の指定でございますけれども、県が公表しております、先ほど来、お伝えしております福祉避難所設置状況一覧では8市4町8村122福祉避難所のうち、児童福祉施設は48施設うち保育所、幼稚園が16施設となっておりますが、この点につきましては、御承知されておりますでしょうか。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 一応、確認しております。 ◆19番(金城幸盛君) 那覇市の福祉避難所確保に向けた保育所(園)等との協定についてお伺いしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時44分)                              (再開宣告午前10時44分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 那覇市が初めて保育園と協定を締結したことは、マスコミを通じて確認しております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも、本市においても乳幼児等の福祉避難所として、こども園、保育所等との協定締結、また指定を進めていただきたいと思います。あわせまして、避難所に指定されている学校における要配慮者に配慮しましたスペースの設定や、プライバシーに配慮したスペースの設定と、施設利用計画をぜひとも策定をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。ちょっと…。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時45分)                              (再開宣告午前10時45分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆19番(金城幸盛君) 件名2の児童虐待防止対策についてでございますけれども、今現在、母子健康包括支援センターを進めているということで、それを受けてということでございますけれども、時間もないので端的にお聞きしたいと思います。厚労省の資料によりますと、市町村の子ども家庭総合支援拠点の設置促進について、子育て世代包括支援センターが把握した情報の中から、特に要保護児童、要支援児童、特定妊婦に係る情報については、速やかにかつ円滑に市区町村子ども家庭総合支援拠点につなげていくことが求められているというふうに明記をされております。そういうことでいきますと、この支援拠点が設置されなければ、どこにつないでいくのかお伺いできればと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 現在、特定妊婦や要保護児童に関しては、健康推進課とこども未来課のほうで毎月会議を行っております。ただ、システム構築をしたほうが連携はとれると思いますので、今後、母子健康包括支援センターの設置に福祉のほうも入って調整をしていきたいと思います。 ◆19番(金城幸盛君) 国は、全市町村への設置目標として、2022年度までに設置をするということで、目標設定をされておりますけれども、本市においても国が目指すべき2022年を目指して設置をする考えがあるか、見解を伺いたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 母子健康包括支援センターの設置が令和2年ですので、その後に検討はするんですけれども、設置に向けて話し合いはしますので、できるだけ2022年までに設置できるように検討をしていきたいと思います。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひともお願いをしたいと思います。児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策において、この市町村の子ども家庭総合支援拠点の設置等も含めて、さらなる徹底、強化ということを国は打ち出しておりますので、その内容にのっとってお願いをしたいと思います。 小項目2の虐待防止のための情報共有システムの構築についてでございますけれども、これにつきましては、国から委託を受けた民間のシンクタンクが調べた調査によりますと、独自で共有システムをつくると、市内とかそういった中においての情報共有はいいんですけれども、例えば他市等、転入、受け入れた際に互換性が伴わなくて非常に大変だという報告等もございます。国は今現在、全国共通、一元化した情報共有システムの構築に向けて取り組みを進めております。そういった面から本市においても、この全国共通の情報共有システムの構築を採用していただきたいと思いますけれども、その点、御見解をいただきたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) システム導入に関しては、いろいろな課題が多くありますので、全国のシステムにできるかどうかという部分は、これから調査研究をしながら情報を集めていきたいと思います。 ◆19番(金城幸盛君) 件名3の幼児教育の無償化についてでございます。さまざま不安に思われている方もいっぱいいらっしゃいますので、ぜひともきめ細かな対応で相談体制の整備等も含め、御対応いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、件名4、児童・生徒の安全対策について。小項目1の通学路の防犯の観点による緊急合同点検についてでございますけれども、この点検について、登下校時における防犯対策に関する地域の連携の場というのは、本市においては設置されているのか。またどういった場なのかを含めて教えていただければと思います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 点検後も含めて、情報を共有しながら対応を図っていくという連携の場についてですが、十分連携の場が、例えば中学校区、小学校区ごとに設定できている状況ではございません。そこは課題だと認識しております。昨年度に引き続き、今年度も合同点検を実施しますので、合同点検実施後の点検をしたメンバーでの、今年度は情報共有の時間をとっていただこうという取り組み、それからその後についても関係機関を巻き込んだ形での連携の場が必要じゃないかという形で考えております。 ◆19番(金城幸盛君) 登下校防犯プランの中で自動車運送業者等の事業者団体に対しまして、ながら見守り等への協力が上げられています。本市においても、例えばごみ収集業務を行う皆様の御協力をいただきながら、ながら見守りの協力等を依頼する考えがないか見解を伺いたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 多様な担い手による見守りの活性化という部分のお話かと認識しました。議員から御提案のとおり、公共の車であるとか、それから民間も含めて、社会全体で子供たちを見守るという機運を高めていくことは非常に大事であると認識をしております。現在、教育委員会のほうでは、まずは老人クラブ連合会のほう、それから民生委員・児童委員の皆様方、それから自治会あたりでもこのながら見守りの協力依頼を進めているところでございます。 ◆19番(金城幸盛君) また、本市においては公用車も多数ございますし、午後のほうが事件、事故は多いという国の調査結果も出ていますので、そういった面においては本市の公用車等も活用しながら、ながら見守りの充実をぜひとも御検討いただきたいと思います。それともう1点、ステッカーなどを活用しまして、目立つ形で児童生徒を見守る体制を示すことも犯罪抑止効果が非常に期待されるということで、防犯プランにも記載をされております。そういった形でステッカー等を活用する考えがないか、見解を伺いたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 見守り時のステッカーの表示、これまでにも作成されたもので、今現在、前につくったものを使用して、学校、それから行政機関等でやっているところもあるんですが、劣化をして使えなくなったということも聞いておりますので、予算がかかわる事業ですので、予算について可能かどうか、検討しながら新しいものをまたつくっていくということも大事かと考えております。 ◆19番(金城幸盛君) ぜひとも進めていただきたいと思います。 次、イの不審者情報の共有についてでございますけれども、うるま市や石垣市におきましては、沖縄県警察本部が配信されております安心ゆいメール等の不審者情報を、市のSNS等を活用して広く、やはり市民に周知するということは大事だと思いますので、市民に発信を行っております。本市においてもそういった活用を、教育委員会として、また担当部署へ依頼をする考えがないか、見解を伺いたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 安心ゆいメールについて、担当部局と調整をして、検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛君) あと文科省の連絡文書の中にも警察等が不審者情報等を提供するツール、防犯メール、SNS等を活用して情報収集を努めるとともに、教職員及び保護者等に警察等が不審者情報を提供するツールの活用を促すことということで記載もされておりますので、どのような形か検討していただいて、そういった取り組みも進めていただきたいと思います。お願いいたします。 次に小項目2、糸満南小学校の通学路についてでございますけれども、先ほど教育長から御答弁いただきまして、大変うれしく思います。本当に学校の移転前から、御父兄を含め、地域住民の方も危惧されていた事項について、教育長が先頭になって、この通学路の安全確保のため、道路管理者である南部国道事務所へ要望書を提出いただきましたことを、まずもって御礼を申し上げたいと思います。5月14日、私ども公明党としましても、沖縄方面副本部長の河野義博参議院議員とともに、国土交通省へ行きまして、池田道路局長と面談をいたしまして、この糸満南小学校の通学路の防護柵等の設置をこのように要望してまいりました。その中でも、道路局長のほうからも小学校周辺から順次整備を進めていくという旨の回答をいただいております。そういった面では、今後とも、これは教育委員会だけの問題でもないと思いますので、私どもみんな、全員が一緒になって、しっかり取り組みを進めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前10時56分)                              (再開宣告午前10時56分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆19番(金城幸盛君) 次に件名5のこども園、保育所(園)についてでございますけれども、小項目1、こども園、保育所(園)等の施設周辺及び散歩コース緊急安全点検実施等についてでございますけれども、5月8日、大津市での痛ましい事故を受けまして、5月10日、私ども公明党会派としまして、市長に対しまして緊急安全点検の実施、安全対策等に対する要請を行いました。要請に対しまして、速やかに点検が実施されましたことに対しまして、市長のこの迅速な対応、私ども高く評価するものでございます。この園児らが散歩などで移動する経路の安全確保、点検の実施については、非常に市民の皆様も高い関心を持っておられますので、関係機関との合同点検会議が、先ほど御答弁いただいた会議の開催等、また現場での点検等については、ぜひとも市のSNS等で広く公表をしていただきたいと思いますけれども、御見解をいただければと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、情報は来ておりますので、関係部署と会議を持ちまして、今後の対応については十分検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛君) また、教育委員会においても、通学路交通安全プログラムの実施等、また先ほど申しました防犯の観点からの安全点検等を含めまして、地道な安全対策を実施されております。そういった取り組みもなかなか市民の皆様がわからない部分もございますので、教育委員会としてはしっかり取り組みを進めているということもありますので、そういったことも先ほど来、申しましたように、ぜひとも市のSNS等を活用して公表していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に小項目2の自動体外式除細動器(AED)の設置についてでございますけれども、厚生労働省が公表している自動体外式除細動器(AED)の適正配置に関するガイドラインというのが5年ぶりに改定をされました。その改定の内容で、主な部分としまして、AEDの設置が考慮される施設としまして、保育所、認定こども園が追加されております。幼児のみならず1歳未満の園児に対してもAEDが使用できることが明記されておりますので、ぜひともそういった意味からもAEDの設置を進めていただきたいと思います。あわせまして、このガイドラインの中で地方公共団体等の設置助成制度が充実することが望まれるというふうになっておりますので、その点につきまして、本市における助成制度についてお伺いをしたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) こども園等に関して、このAEDの設置というのは必要であるとは思っております。ただ、財政的なものもありますので、今後どのように設置を考えていったらいいかというのを十分検討してまいりたいと思います。 ◆19番(金城幸盛君) 民間の保育園等には15万円でしたか、助成金があるともお聞きしますけれども、その点についてお願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 助成があるというのは把握しております。 ◆19番(金城幸盛君) こういったAEDの設置についての助成が活用できる旨をぜひとも周知していただきたいと思いますけれども、御見解をいただければと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 設置については、必要であると考えておりますので、今後検討してまいります。 ◆19番(金城幸盛君) 小項目3、保護者への連絡体制についてでございますけれども、公立のこども園については現在ないということでございますけれども、先ほど来、申しています不審者情報の共有につきましては、こども園等についても文科省から通知文が行っていると思います。そういった面ではしっかりと体制整備が望まれると思いますので、この点、ぜひとも進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時01分)                              (再開宣告午前11時01分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆19番(金城幸盛君) 小項目4の真壁こども園南側の側溝の冠水についてでございますけれども、こども園の保護者から5月19日に行われた美化作業の際に、この冠水した水たまりから20センチぐらいの蛇みたいなものが出て、皆さんびっくりされたそうでございます。子供たちの安全のために早急に改善していただきたいとその話が、それを受けてございました。蛇みたいなものが出た件は、こども園を所管する福祉部では確認していますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 5月19日の美化作業中に蛇のような、ドジョウのような、そういうものが出たという報告は受けております。 ◆19番(金城幸盛君) 先日地元の方と話をしたら、ハブじゃないかという話もございまして、そういった意味でいろんな疑念が持たれております。また衛生上どうなのかといった声もございます。ボウフラが湧いて蚊も発生するんじゃないかというような話もございますので、ぜひとも改善に向けて御尽力を、教育委員会においてはお願いをしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時02分)                              (再開宣告午前11時02分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆19番(金城幸盛君) サンエーしおざきシティ南側、南浜公園木道橋付近の不法投棄についてでございますけれども、これにつきましては、指定管理者を所管する建設部としては、いつごろまでに撤去等を進めていくかお答えいただければと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 不法投棄の現場については都市計画課のほうも現地を確認しておりますので、市民生活環境課と連携を図って、指定管理者も一緒になって早急に撤去できるように対処してまいりたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) おはようございます。一般質問を始める前に、私の所見を少し申し上げたいと思います。旧暦の5月4日は糸満ハーレー、名城ハーリーが行われています。また喜屋武ハーリーも行われました。糸満ハーレーは2年ぶりに新島チームが優勝、また門中ハーレーにおいては今年度法人化しました玉城門中が23年ぶりに優勝を勝ち取ることができました。大変うれしい限りです。それでは一般質問を行います。 件名1、道路行政について。市内の道路事業が数多くありますが、なかなか進んでいない道路工事があります。糸満市発注、県発注等があります。早く道路工事は進めていただきたいと思います。小項目1、市道与那掘線について。ア、進捗状況を伺う。イ、道路の全面開通の時期を伺う。 小項目2、糸満ロータリーラウンドアバウト工事の進捗状況を伺う。 小項目3、糸満与那原線の進捗状況を伺う。 小項目4、糸満与那原線と国道331号の高架橋下のラウンドアバウト計画はどうなっていますか、伺う。 小項目5、糸満ロータリーから糸満漁協へ向かう道路、市道C3号線の拡張工事計画はどうなっていますか、伺う。 小項目6、糸満漁協前信号から糸満のくらし体感施設駐車場へ向かう道路、市道C11号線の拡張工事計画はどうなっていますか、伺う。 小項目7、県道平和の道線の進捗状況を伺う。 件名2、土地利用計画について。小項目1、旧水産試験場跡地利用計画はありますか。あれば、その内容を伺う。 小項目2、旧ボウリング場跡地利用計画はありますか。あれば、その内容を伺う。 小項目3、西崎地内フィッシャリーナゾーンの土地利用について進捗状況を伺う。 件名3、平和ガイド育成について。沖縄戦終えんの地糸満市。いのりのまちとして、若い世代へ戦争の悲惨さと平和のとうとさを正しく伝えるため、市平和ガイド育成事業が取り組まれています。小項目1、糸満市平和ガイド育成事業について。ア、平和ガイド育成事業は何年度から始めていますか。イ、これまで何名の受講生がいますか。受講証明などはありますか。ウ、受講生の年齢制限はあるのか。申し込みはどのようになっていますか。エ、育成事業費の予算は幾らですか。 件名4、水産行政について。小項目1、泊魚市場の糸満への移転計画の進捗状況を伺う。 小項目2、糸満漁業協同組合事務所兼漁民研修施設の現状について。ア、漁民研修施設の現状を確認しどのような対策が考えられますか、伺う。イ、早急な仮移転が必要だと思います。市の考え方を伺う。ウ、糸満ハーレー舟の保全施設倉庫の新設の考えはないですか、伺う。 件名5、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1、工事費について。ア、総事業費は45.55億円でよいか、伺う。 小項目2、工事工程について。2019年第1期工事施工者選定、2020年第2期工事施工者選定、2021年第1次オープン・第1期部分開館・第2期部分開館準備、2022年グランドオープンと予定されていますがそのとおりでよいですか。 小項目3、管理運営実施計画策定について。ア、同計画は策定済みですか。イ、同計画は庁議決定ですか。ウ、施設の開館日及び休館日の計画はどうなっていますか。エ、施設の開館時間及び閉館時間の計画はどうなっていますか。オ、管理運営する上で配置される職員数の計画はどうなっていますか。 件名6、環境行政について。小項目1、糸満市内にある再資源化物・ごみ収集業務委託業者について。ア、その後の会社の状況を伺う。イ、工場の建てかえ申請が出た場合には、どのような対応を考えていますか、伺う。 件名7、路上寝事故について。小項目1、路上寝事故について。ア、糸満警察署管内において路上寝事故は何件ありますか。イ、路上寝をなくすための対策はないか、伺う。 以上、演壇で終わりまして、再質問は質問席でさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎市長(上原昭君) 玉城安男議員の件名1、道路行政について。小項目1、与那堀線について。ア及びイについてまとめてお答えいたします。 市道与那堀線については、現在、当該路線386メートルのうち、約200メートルの道路改良工事が終了しております。今後の計画としては、路線終点の県道糸満具志頭線側が今年度用地交渉がまとまり次第、ボックスカルバートを含む交差点改良工事を行う予定であります。また始点側はラウンドアバウト本体の交差点改良工事を令和3年度に行った後、全線開通となる計画であります。 残りにつきましては、関係部長から答弁させます。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名1、道路行政について。小項目2、糸満ロータリーラウンドアバウトの工事進捗については、工事を所管する沖縄県南部土木事務所へ確認したところ、5月末現在で約15%であり、令和2年2月ごろの完了を目指し進めているところであります。 小項目3、糸満与那原線の進捗状況については、事業全体の進捗は約88%であり、今年度ラウンドアバウトの工事を終えた後、電線類地中化を進め、国道331号までの区間を今後整備していく予定となっております。よって、完了時期については、令和3年度末を目指していると、沖縄県南部土木事務所より伺っております。 小項目4、国道331号高架下のラウンドアバウト計画については、道路管理者である南部国道事務所へ問い合わせたところ、必要性や課題の整理を行ったところであり、ラウンドアバウト導入について、必要性の検証を進めていくと確認をしております。 小項目5及び6について、関連しますので、まとめてお答えいたします。市道C3号線及び市道C11号線については、シンボルロードとして事業化の検討をしているところでありますが、道路単独での事業化は厳しいため、都市計画決定に向け、シンボルロード周辺地区の再開発事業とセットで計画を進めており、再開発事業地権者へ説明会を開催し、事業化を目指しているところであります。 小項目7、平和の道線の進捗状況についてお答えいたします。沖縄県に問い合わせたところ、用地取得については、喜屋武から真栄里区間で84.5%、山城から喜屋武区間で28.4%の用地取得となっております。また工事については、暫定ではありますが、320メートルが完成しており、今年度は名城ビーチ前方の200メートルを予定しており、令和2年度に名城ビーチから喜屋武漁港間の380メートル、令和3年度に喜屋武小学校から喜屋武漁港間の440メートルを整備する予定であります。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 御質問、件名2、土地利用計画について。小項目1、旧水産試験場跡地利用計画についてお答えいたします。 本市では、旧水産試験場跡地の利活用について、民間の資金とノウハウを活用したPFI等の手法で老朽化した公共施設の更新等の適正化を図るため、複合化、既存施設の集約化をするとともに、高等教育機関、民間企業の誘致の拠点となる施設の整備について構想を検討しております。本構想を検討するに当たって、国有地及び県有地の取得が課題となっており、現在、国及び県に対して用地を購入できる方法を調整している段階であります。 続きまして、御質問、件名3、平和ガイド育成について。小項目1、糸満市平和ガイド育成事業について。アからエまでについて順にお答えいたします。ア、何年から始めていますかについては、平成24年度から平和の語り部育成事業として実施しております。 次にイ、何名の受講生がいますか。受講証明はありますかについては、平成30年度までの7年間で108名の受講がありました。研修の終了者には修了証を授与しております。 次にウ、受講生の年齢制限と申し込みについては、現在は市内の小学6年生と中学生が対象で、各学校長からの推薦を受けて決定しております。 最後にエ、育成事業費の予算については、平成31年度当初予算におきましては、253万7,000円となっております。 続きまして、御質問、件名5、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについて。小項目1から3までについて順にお答えいたします。小項目1、ア、工事費につきましては、建物の工事費が38億9,800万円、展示工事費が3億6,500万円、備品費が2億9,200万円の合計で45億5,500万円で当初の計画と変わりはありません。 小項目2、工事工程については、平成28年度の基本計画見直しでは、本体工事を2期に分けて実施する予定でありましたが、一括交付金特別枠の事業が採択され、3年総額の18億円分の配分が担保されたことや、工事費の縮減、工事作業の効率化を図る上で一括で工事を、令和元年6月から令和3年8月末の期間で発注いたしました。次年度は、展示工事の発注、令和3年度に備品の購入で令和4年度のグランドオープンに向けて取り組んでいるところであります。 小項目3、ア、管理運営実施計画は策定済みですかについては、平成31年3月22日に糸満市文化交流・情報発信拠点施設整備調査委員会より答申され、計画を策定しております。 次にイ、同計画は庁議決定ですかについては、平成31年3月27日に庁議で決定されております。 次にウ、施設の開館日及び閉館日については、管理運営実施計画書の利用ルール案では、休館日を週1日と12月29日から1月3日までの年末年始や、メンテナンスの日として、年間6日から10日間を想定しております。 次にエ、施設の開館時間及び閉館時間については、常設展示は午前9時から17時、それ以外は午前9時から22時までの開館を計画しております。 最後にオ、管理運営職員の配置計画については、当初、センター責任者として職員1名、総務課3名、事業課9名の13名体制の運営体制を計画しておりましたが、ホールの利用等がない場合は事業課の9名を配置するのは非効率的であることから、事業課職員を5名減らし、日常は計8名体制ですが、ホールの利用等がある場合は舞台技術の3名の外部委託で、最大で11名体制の組織運営を計画しております。 ◎総務部長(上原仁君) 御質問、件名2、土地利用計画について。小項目2、旧ボウリング場跡地の利用計画についてお答えいたします。 現在、暫定的ではありますが、当該市有地の適正管理と有効活用を目的とした約250台ほど利用できる駐車場整備を進めています。将来的な利用計画については、当該地を含む糸満漁港中地区西側一帯の活性化計画の策定に向けて取り組んでいるところです。 ◎経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名2、土地利用計画について。小項目3についてお答えします。 小項目3、フィッシャリーナゾーンの土地利用計画の進捗状況については、処分予定地の間に道路(県有地)があり、その道路も含め、一団の土地として処分を予定しているため、その用地取得に向け、県と調整しております。また用途変更手続や補助事業で整備された下水道管が埋設されていることから、財産処分の手続も並行して調整しております。なお、用地処分については、関係機関との調整が整い次第、今年度公募にて売却する予定でございます。 御質問、件名4、水産行政について。小項目1から2まで順にお答えします。小項目1、泊魚市場の糸満への移転計画の進捗状況については、県に確認したところ、今年度、高度衛生管理型荷捌施設の実施設計、令和2年度から3年度に施設建築を行い、令和4年度に開場する計画で進めているとのことです。 小項目2、糸満漁業協同組合事務所兼漁民研修施設の現状について。ア、建物の現状を見てどのような対策が必要かの見解について。糸満漁協の建物は昭和50年の建設から44年が経過し、軒先や柱など、鉄筋が膨張し、コンクリートの剥離など老朽化が著しい状態となっております。昨年7月に漁民研修施設の天井壁が崩落、ことし4月も廊下天井壁が崩落し、コンクリート破片が十数個落下していました。市長も現場を確認しましたが、一歩間違えれば重大事故につながりかねない状況であります。対策については、移転建てかえなどの検討が必要となりますが、事務所の建てかえについては、移転場所や補助事業の検討など、時間を要することから、この間の仮事務所移転が必要になるものと考えます。 イ、早急な仮移転については、現在、糸満保育所跡地の建物を利用できるよう、建物を所管する部署と調整しております。 ウ、ハーレー舟の新しい保全施設の市の考えについては、平成30年2月、糸満漁協からハーレー舟の保全施設の整備について要請がありました。現在、糸満漁協と意見交換をしながら、保全施設の場所や補助事業の導入に向け、浜の活力再生プランの策定を行っているところでございます。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 御質問、件名6、環境行政について。小項目1、糸満市内にある再資源化物・ごみ収集業務委託業者について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1、ア、その後の会社の状況については、今年度も引き続き一般家庭の再生資源収集運搬業務、再生資源処理業務及び粗大ごみ収集運搬業務の委託契約を締結しております。罹災現場については、平成31年3月末までに糸満市廃棄物再生資源利用施設ストックヤードの解体処理を終え、現在、罹災ごみの分別等を行い、処理を継続して進めております。 次にイ、工場の建てかえ申請が出た場合にはどのような対応を考えているかについて。まず糸満市廃棄物再生資源利用施設ストックヤードについては、平成30年度の公有財産管理運用委員会において再建しないとの結論が出ており、業者へもその旨を伝えております。業者みずからが再建を申請した場合においては、関係法令に照らし合わせて判断していくものと思われます。 次に御質問、件名7、路上寝事故について。小項目1、路上寝事故について。ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、糸満警察署管内においての路上寝事故は、過去3年において、平成28年度はゼロ件、平成29年度に死亡事故1件、重傷事故1件、平成30年度においては軽傷事故1件発生しております。 次にイ、対策については、路上寝の現状と危険性及び適正飲酒のための環境づくりなどの啓発活動が必要であると思われます。 ◆11番(玉城安男君) それでは質問席より再質問させていただきたいと思います。 まず初めに、道路行政についてお尋ねしたいと思います。市道与那堀線の開通の必要性は、本年度12月ごろに糸満警察署の建物が完成の予定と聞いております。糸満警察の車両が大型車等の通行が困難であると思います、現状のままでは。それで先ほど市長から説明がありましたけれども、ボックスカルバートをやって早目に進めたいということがありましたけれども、その工事がなぜ、去年、ことしと進んでいないのかの説明を求めたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 糸満具志頭線側のボックス工事が進んでいないという理由についての御質問だと思います。用地交渉をする中であと1筆合意ができていない土地があります。今、用地交渉中でありますので、今年度、この残る1筆の用地取得ができ次第、その部分の改良工事を行っていく予定であります。 ◆11番(玉城安男君) 県道側に向けてあと1筆だという部長のお話ですけれども、例えばその工事を、話が進んだら、糸満市が買い取ることができれば、工事を発注しておよそ何カ月ぐらいで完成の見通しですか。というのは、ことし12月には糸満署が移る、年明けになるかわかりませんけれども、完成の予定なので、その辺の工事の期間等についてわかればお聞かせください。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 ボックスの工事については、4カ月から5カ月程度の予定で考えております。早目に用地取得をして、工事ができるように進めていきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) 四、五カ月かかるということであれば、糸満署は現在建物が完成に向かって進んでいますので、工事のほうが今なかなか進んでいない状況ですので、この辺は、糸満署には連絡等はとってあるのですか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今、工事を進めるために用地交渉をしている段階ですけれども、開通工事完成時期等については、まだ警察と協議はしていない状況です。うちの用地取得状況、工事の状況等についても今後警察のほうとも協議していきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) ぜひ、そうしていただきたいと思います。というのは、大型車がどうしても、私が通るとしたら右側に右折していくものですから、幅員が大分狭いので、普通車であれば結構通れるんですけれども、大型車が通るときには、今、生コン車等が通っていますけれども、結構窮屈な道路でありますので、ぜひ早目に開通できるように努力していただきたいと思います。 それから小項目3、糸満与那原線、進捗状況が88%で令和3年度には開通にこぎつけたいという南部土木事務所の話ということですけれども、私が見ては、ゼロ番地通りがなかなか進まないんですよね。この辺の状況がわかれば少し教えていただきたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 先ほど答弁をさせていただきましたけれども、令和3年度を目指してやっていくということでありましたけれども、今、議員おっしゃるゼロ番地があったところに関しては整備が進んでいない感じで、詳細については確認をしていないんですが、令和3年度を目指しているということですので、今後とも県と協議を行いながら、早目にできるように要請していきたいと考えます。 ◆11番(玉城安男君) 部長、ひとつよろしくお願いします。それと同時に、今はまだ、この与那原線が全然進んでいない状況の中で大分街灯がないものですから、道路が開通しないから街灯はついていませんけれども、その辺の街灯の設置等も含めて、ぜひ目配りをしていただいて、街灯設置にもぜひ尽力していただきたいと思います。 それでは小項目5、6について。これは以前から市長がロータリーから漁協に向けての道だとか、くらし体感施設駐車場に抜ける道、シンボルロードの構想として、早目に糸満のくらし体感施設が活性化できるように、シンボルとして開通をしたいと、目指している勢いは私たち自治会長会でも聞いております。そういう中において、ぜひこれも糸満市の、特に字糸満のくらし体感施設ができると、この辺の通りがよくなれば人通りもよくなるし、また人も集まりやすくなりますので、部長、その辺もぜひ考慮して、早目の計画の進め方をやっていただいて、実行に移していただきたいと思います。 それでは土地利用についてお尋ねします。フィッシャリーナについてです。先ほど部長のほうから県との調整や下水道管が埋もれているので、その調整をして、早目にやりたいと、公募もしていきたいということ、ことしの中ごろにやりたいということですけれども、そのときの公募のあり方というのか、公募の周知はどういうふうに考えていますか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えします。 公募についてはどういうふうにやるかという御質問ですが、市の広報やホームページ等で周知を行う予定でございます。また公募型の場合には周知から原則として2週間以上となっておりますので、それ以上の期間を持って行う予定でございます。 ◆11番(玉城安男君) 2週間以上ということですけれども、それは非常にいいことだと思いますが、できたらホームページにしろ、広報にしても、少なくとも一月ぐらい前には公募のあり方を市民に流してほしいと思います。 それでは件名3、平和ガイド育成についてお尋ねしたいと思います。市内の中学生が平和ガイド育成事業に参加していると思います。自分の母校で、中学校での全生徒の前で沖縄戦の解説等を含めた活躍の場はこれまであったのでしょうか、お尋ねします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 母校で平和ガイド、活用した事業があったかという御質問ですが、最近、きのうの新聞の掲載にもございましたが、糸満中学校におきましては、平和学習ということで、平和ガイド育成事業に参加した生徒が講師となって平和学習等に取り組んでいると聞いております。開催していると聞いております。 ◆11番(玉城安男君) もう一度お伺いしたいんですけれども、先ほどの答弁の中で受講生がいますか、受講生の証明などがありますかということについて、平成24年から7年間行ってきたと。申しわけない、受講生の人数を再度お尋ねしたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 受講生につきましては、平成30年度までに7年間で108名の受講生がありました。研修の終了者につきましては、修了証の授与をしておりますが、70名余りが授与をしているということを聞いております。 ◆11番(玉城安男君) せっかく平和ガイド、我々世代から、そして今の中学生の世代に戦争の悲惨さを伝えていく意味では、私たち糸満市においては、絶対に必要な事業だと私は思っています。子供たちが成長して、二十、三十にもなっていくときには、ぜひこの子たちが糸満市の平和ガイドで学んだことを、終えんの地である糸満市で、そしてまた沖縄県でそういうガイド事業に参画をしていただいて、戦争の悲惨さをぜひ伝えていってほしいと願っています。今年度からは募集はしないで、育成の場の方面に進めていきたいということの内容でしたが、それはどういう形でやる予定ですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、平成24年から実施した平和ガイド育成事業、参加者も既に100名を超えています。それで今後、受講した生徒の活用に重点を置きたいと。例えば、1週間ほど前に開催された市主催の平和祈念祭という事業がありますが、そこで司会をしたり、ホールで平和の語り部、その辺の取り組みもしておりますし、また平和トリムマラソン等、市の主催する事業等、その辺にも参加していただいて、そのガイドの趣旨を発表したりしております。今後は、先ほども言ったように受講生が100名を超えていますので、そういう活用方法を今後検討していきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) 今年度の予算が253万円、これは今年度の予算ですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 平成31年、令和元年度の予算でございます。 ◆11番(玉城安男君) じゃあ、この予算で今言いました、そういう子供たちの活躍の場を設定しながらつくっていく事業と認識します。ぜひそれは進めていただきたいと思います。 それでは件名5、(仮称)糸満市文化・平和・観光振興センターについてをお尋ねしたいと思います。まず初めに、小項目1の工事費についてですけれども、工事費の予算は、一括交付金は幾らですか。特別枠と一般枠があると思います。それぞれの金額をお尋ねしたいと思います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時43分)                              (再開宣告午前11時43分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 今年度の予算で申し上げますと、まず特別枠が6億円、基本枠が4億9,818万3,000円でございます。合計で10億9,818万3,000円となっております。 ◆11番(玉城安男君) それでは、これは一括交付金の一般枠と特別枠だと思います。事業としては、一般財源とか、起債がありませんか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 今年度の予算につきましては、全体で15億1,214万6,000円でございます。先ほど基本枠と特別枠を合わせて10億9,800万円余りですね。それ以外の予算につきましては起債であります。 ◆11番(玉城安男君) それでは以前に部長のほうから特別枠が3年間担保されたという話がありました。これは普通一般的には単年度ごとの予算だと思いますが、この特別枠の一括交付金が保証されたという理由などがわかればお聞かせ願えませんか。同時に、一括交付金の18億円が保証されているという文書等もあればお聞かせ願いたいと思います。
    ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 3年間、特別枠の18億円の保証という御質問ですが、沖縄振興特別推進交付金特別枠配分実施要綱に基づきまして、市町村基本枠では対応が困難な事業、性質上、広域な事業だとか、あと優先して対策を講じる必要がある事業として、観光振興センターは3年間の継続事業として採択されております。内示も、平成31年2月14日付で決定通知が来ているんですが、3年間の6億円と、合計18億円ということで事業の決定通知が来ております。 ◆11番(玉城安男君) それでは、次、工事工程についてを質問させていただきます。この事業において、指名参加をされた企業は市内の建築のランクはどのランクにあるのか。そしてまた、入札参加の指名業者は何者ですか。入札は何者JVで、何者が入札に参加されていますかをお尋ねしたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 まず、建築のランクにつきましては、全てAランクでございます。あと指名業者は何者JVかにつきましては、Aランクの3者JVの8企業体で、合計で3掛ける8、24者でございます。それで入札は8建設企業体に案内しましたが、実際は辞退があり、3建設企業体で入札は行われております。 ◆11番(玉城安男君) それでは、今年度入札にかけられました27億円、トータルで35億円近くの電気、水道を入れてですけれども、それで同等ぐらいの金額、糸満市庁舎の指名数、何者JVだったのか、比較対照をするためにお尋ねしたいと思います。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 庁舎の建設工事につきましては、13者JVで発注しております。 ◆11番(玉城安男君) この金額は、糸満市の庁舎と、ただいま出ました文化・平和・観光振興センターとの金額の比べはどのぐらいの金額がありますか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) お答えいたします。 庁舎の建設工事が約23億5,900万円、今回の観光振興センターが契約で約27億円でございます。 ◆11番(玉城安男君) 庁舎よりは大分高い金額の、今回の観光振興センターの入札の現況ですけれども、3者で行った理由というのはあるんですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 近年は、民間の建築工事が活発にあると、そして技術者の確保ができないという理由もございます。それで公共工事におきましても、不調になる件数も大分あるということも踏まえまして、今回、3者JVにしております。またそれ以外にも、例えば庁舎みたいに13者JVで企業体をつくりますと、構成員の企業からも技術者を出さなければいけないということもございます。その辺も加味して、我々としては3者JVでやったということであります。 ◆11番(玉城安男君) それでは、JVの数が多くなると、技術者をいっぱい出すから企業体がなかなかつくれないということであれば、これから出てくる3億、4億の事業は2者JVというのも可能なんですか。これ27億で3者、4億で4者とかというのもあり得るんですか。御答弁願います。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時51分)                              (再開宣告午前11時51分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 企業体のあり方につきましては、構成員の配分等もあります。今、国土交通省からの資料によると、こういう特殊工事とか、大きな工事につきましても、大体2から3者の構成員で行うという要綱もございます。それで参考ではありますが、他市の、これは大型工事、那覇市に似たような、同様な市民会館の工事等、それにつきましても大分大きな工事でありますが、4者JV、豊見城の庁舎につきましても3者JVですね。これは力のある業者でもってJVを組んで発注していると。先ほどの質問については、今後また状況によって検討していきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) 先ほど、今議会にも出たんですけれども、米須小学校はA、A、Bで3者JVだと思います。あの金額もこれのように20億円あるんですか。御答弁ください。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午前11時52分)                              (再開宣告午前11時54分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆11番(玉城安男君) それでは、通告書には庁舎と書いてあるんですけれども、米須小学校の事業は4億幾らだったかと私記憶しております。今回の資料の中ではですね。それも3者JV、27億円も3者JV、じゃあこれからは全部事業は3者JVでやるんですか。Bランクは、その事業体には皆さん育成する気持ちはないんですか、Bを入れない、Aだけでやるというのは。Bも入れるとBの人たちを育成できるでしょう。それは毛頭考えていないということですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほども答弁しましたが、今社会状況が非常に、民間事業が活発であるということと、あと技術者がなかなか探せないということがございます。それで今回はA業者の3者JVで発注したということでございます。今後、社会状況によってはまたいろいろな組み合わせができるかと思います。 ◆11番(玉城安男君) いたちごっこでどうしようもないから。では、市内の建設業者から苦情などは1件もなかったですか。A、AだけのJV、ましてや3者でやるという状況は建設業協会、そして建設業者からその辺の苦情はなかったですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 特に苦情はなく、工区分けの要望はございました。 ◆11番(玉城安男君) ぜひB業者においても、役所としてもぜひ育ててほしいと思います。それでは平成31年3月に作成の管理運営実施計画は、庁議決定しているとの答弁でしたが、庁議メンバーからはそのことについて指摘はありませんでしたか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 庁議メンバーからは兼務する市職員の業務内容、それと組織体制の削減等について指摘がありました。 ◆11番(玉城安男君) じゃあ、管理運営実施計画の16ページにある休館日の考え方ですが、休館日となる曜日が祭日の場合はその翌日を休館日とするとあります。これは単純に休館日がスライドするだけで、祝日であっても休館日は週1日との理解でいいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 議員おっしゃるように、そのとおりでございます。 ◆11番(玉城安男君) シフトを組んでいるのは、消防や図書館、こども園があります。消防の勤務は特殊であるので、図書館とこども園の担当者に確認をしたいと思いますが、祝日は業務を行っていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 こども園においては、祝日は休園になっておりますので、国民の祝日に関する法律に規定する休日は休業日と定められております。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 中央図書館につきましても、祝日は休園としております。 ◆11番(玉城安男君) 図書館やこども園の業務のシフトを組む際は、どのような点に留意しているのかお聞かせください。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 こども園は実情に合わせてシフト勤務を組んでおります。おおむね早番2名、遅番2名以上を配置して、受け入れ等、お迎えに支障が出ないようにしております。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えします。 中央図書館では、年間の業務シフトを4月で提示するため、まず本庁職員の年間勤務日数と同数にすることを念頭に、作業を行います。さらに月曜日の休館、祝日などを勘案し、年間勤務日数を12月で除した勤務日数に近づけつつ、前半出勤と後半出勤の日数が職員間で偏らないように留意しているところです。 ◆11番(玉城安男君) 図書館やこども園においては、職員の病気などにより、当日急な年休が出た場合、シフトは変更しているのでしょうか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 こども園等においては、急病の後の場合は、園長または副園長がかわりにシフトを調整して対応しております。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 中央図書館では、館長と管理職の3人、奉仕係1班の6人、2班の6人、移動図書館の5人の4つのグループがあり、さらにグループに属さないフリーのサポート4人がいることから、当日の急な休みの場合はシフトの変更をしなくても補うことができます。 ◆11番(玉城安男君) ありがとうございます。それでは人事を所管する総務部長にお尋ねをいたします。職員の休暇取得状況について確認します。年休取得の平均は何日ですか。あわせて夏休みや盆の休み、祝日法や慰霊の日などの職員の休みの日数を含め、何日休むのかお示しください。また本年度の職員の勤務すべき日数をお示しいただきたいと思います。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 平成29年度における年休の取得の平均日数は17日となっております。夏季休暇については、基本的に5日間の夏季休暇が取得できます。旧盆については1日取得できます。令和元年度の勤務すべき日数は241日となっております。 ◆11番(玉城安男君) それでは管理運営実施計画の20ページ、21ページにはホール舞台技術の部分を外部委託する計画が示されているが、業務を委託する意図は何かお聞かせください。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 外部委託する意図につきましては、舞台技術につきましては専門性も必要とするということから外部委託を予定しております。他市町村においても舞台技術につきましては外部委託をしているということでありますので、その辺も参考にして外部委託をしていきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) じゃあ、業務委託は民間の舞台技術に関する委託であって、役所職員が行う内部の事務作業は入っていないとの理解でよろしいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 そのとおりでございます。 ◆11番(玉城安男君) 管理運営実施計画の職員体制を見ると、センター長と総務係長が本庁との兼務と読み取れる。業務の優先をつけられないので、基本的にはセンターの業務、本庁の兼務先の業務をおおむね半分半分の割合で勤務するとのイメージでよいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 管理運営の職員体制につきましては、庁内での機構改革も含めて今後検討していかなければならないと考えております。特にセンター長、あるいは総務係長は本庁との業務の兼務ということにつきましては、この観光振興センターができましたら、部署自体をこの観光振興センターに置くということも検討しているところでございます。あと勤務体制の効率化、連携を図ることで運営経費を削減できることを予定しているということでございます。 ◆11番(玉城安男君) じゃあ、先ほど部長のほうから年間勤務が241日であるということがありました。12カ月になると、一月20日勤務ということであります。それでは、私自身で6月の曜日に合わせ平日の1日を休館日としてシフトを組んでみました。特定の業務を委託する民間を除き、行政で雇用する職員で年休や夏休み、公休日の振り替えを取得していないことを前提にすると、日に5人を配置することができます。企画開発部のほうでも事前にシフトが組めるのか確認しておいてほしいとお願いしましたが、どのような状況になったかをお知らせください。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在の管理体制での、実施計画でのシフトにつきましては、今週休2日制のシフトで組んでおります。議員御質問のように、今後、休館日を設けます。休館日は3名体制で出勤を想定しておりますが、この休館日に職員が必要なのかどうかを含めて検討していきたいと。あともう1点が、先ほど展示施設は17時まで開館すると。その他の施設には22時まで開館すると答弁したんですが、今後、例えばホールとか、あるいは会議室に予約がない場合は17時で閉館ができないか。その辺も含めて検討していきたいと思っております。具体的には、工事が令和3年8月に完了いたします。あとグランドオープンまであと半年ほどございますので、その中で、職員に過度な勤務状況が生じないようなものを検討していきたいと考えております。 ◆11番(玉城安男君) それでは施設の職員の勤務時間は、週何時間になるのかを教えてください。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時07分)                              (再開宣告午後0時08分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 週何時間の勤務時間になりますかという御質問ですが、週に38時間と45分の勤務時間となります。1日の勤務時間は早番と遅番がございますが、早番につきましては、職員と同じで8時半から17時15分、遅番につきましては13時30分から22時15分となってございます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時09分)                              (再開宣告午後0時10分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在のシフトでも7時間と45分の勤務時間でございます。 ◆11番(玉城安男君) それでは労働基準法では、4時間を継続して勤務した場合には休憩を与えるということであります。それは、それで理解していいですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 そのような理解でよろしいと思います。 ◆11番(玉城安男君) それでは、職員体制からすると総務係、事業係、それぞれ1人が午前、午後と配置されると考えた場合には、午前、午後の出勤者は労働基準法に基づき休憩をとりますので、法令遵守により営業日のお昼と夕食に電話がもし鳴った場合、お客さんが来ても対応しない時間帯があるのではないかと思いますが、その辺はどうですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 現在のシフトは3名体制で組んでおります。休憩時間、あるいはお昼の時間とか、その辺は職員が休憩時間をずらして対応していきたいと思っております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時12分)                              (再開宣告午後0時12分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆11番(玉城安男君) 20ページにあるように、正職員が6名ということでありますけれども、この方々は6日間ずっと出っぱなしですか。休憩も取らずに。確かに月曜日から日曜日まで、火曜日がもし休みだとしたら、普通は5日で勤務体制をとると思うんですけれども、観光振興センターは6日間事業をやらざるを得ないと思うんです。そうすると6日間出っぱなしはおかしいと思うんです。6名が配置されるということは、先ほどは午前3名、午後も3名となった場合にはおかしくないですか。 ◎企画開発部長(徳元弘明君) 再質問にお答えいたします。 先ほども少し答弁しましたが、現在のシフトというのは休館日は職員3名体制でありますが、3名に出勤していただいて管理していくというシフトを組んでおります。それとあわせて、先ほども開館日の時間を答弁しましたが、ホールとか会議室の利用がない場合、5時での閉館とか、その辺も含めて、先ほども答弁しましたが、半年ほどグランドオープンまで時間がございます。その辺は職員が過度な勤務状況にならないように、今後検討していきたいと思っております。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後0時14分)                              (再開宣告午後1時20分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦君) 皆さんこんにちは。一般質問を始める前に、本員の所見を述べさせていただきたいと思います。6月23日に、沖縄全戦没者追悼式が摩文仁の丘で開催されました。我が公明党は、毎年追悼式において国会議員を初め、県議会議員、そして糸満市議団、女性局、青年局が献花を行っております。沖縄戦で亡くなられた全戦没者に哀悼の誠をささげたいと思います。それでは一般質問を行います。 件名1、子どもの教育行政について。小項目1、子供の貧困対策及び不登校児童生徒の居場所づくりについて。上記の案件については、沖縄県は、子供の取り巻く環境、特に貧困対策として沖縄県拠点型子供の居場所運営事業を策定し、各市町村に当拠点づくりを業務委託推進してきたところであります。委託期間が令和2年3月31日と定められているところです。そこでお伺いをいたします。ア、こども未来課における拠点型親子居場所づくりについて伺います。次に不登校児童生徒の居場所づくりについて。本員は、これまでに不登校の居場所づくりの設置を市当局に要請を行ってきたところであります。本市は、平成31年度事業計画において、拠点型親子の居場所推進事業の名称で、青少年センターにおいて、通常の居場所では対応できない児童生徒に対して支援を行うことになりました。そこでお伺いをいたします。イ、同居場所づくり事業における青少年センターでの事業実施状況について伺います。 件名2、保育行政について。小項目1、保育園児の散歩経路の危険箇所点検について。上記案件については、令和元年5月8日に発生した、歩道で信号待ちをしていた保育園児の列に乗用車が突っ込み園児2人が死亡し、園児1人が意識不明の重体、さらに13人が重軽傷を負う事故が発生。子供が被害を負う事故が全国で多発する事態に陥っています。そこで私ども公明党市議団は上原昭市長に対し、認定こども園、保育所、保育園等の施設周辺及び散歩コースの緊急安全点検実施事業をするよう要請を行ったところであります。そこでお伺いをいたします。ア、調査対象は何園か伺います。イ、調査依頼はどのように行ったか伺います。ウ、各園からの報告書にある危険箇所についてどのように対応するのか伺います。 小項目2、待機児童問題について。令和元年6月11日付の新聞記事に「待機児童168人減も1,702人」、「県内4月申込数多数、6万人超」との見出しが掲載され、本市においては、2018年に25名の待機児童が2019年には54名の29名増との記載がありました。また沖縄県は、待機児童解消を目指しているが現実的には厳しいとの報道もなされております。そこでお伺いをいたします。ア、待機児童の増加原因について伺います。イ、保育士確保状況について伺います。 件名3、道路整備行政について。小項目1、市道糸満親田原線(まつの木通り)沿線の側溝整備についてお伺いをいたします。今回のこの質問を行うに至ったのは、本年4月28日午後9時ごろ、まつの木保育園前通りの側溝ふたが整備されていてなかったため、同歩道を通行していた市民の方が側溝に落ち、頭部に7針を縫うけがを負ったという事故が発生したからであります。そこでお伺いをいたします。ア、まつの木保育園入り口の後方の側溝上ぶた設置について伺う。イ、まつの木保育園駐車場入り口の歩道整備について伺う。 件名4、交通安全対策について。小項目1、県道77号線(糸満与那原線)、糸満小学校前交差点の道路整備についてお伺いをいたします。令和元年5月ごろ、本員が上記交差点を通過した際、路面上の敷材、アスファルト材が剥がれ、特に小学校側から見て左側の横断歩道の一部の劣化が著しく、さらに同交差点の中央部分においては、剥がれた敷材が小石となって散乱している状況でありました。本員は、同年5月7日、公明党金城泰邦県議を通し、南部土木事務所に現場視察を要請、同月14日に、同事務所職員と現場視察を行ったところ、同月21日に、南部土木事務所において、同交差点の緊急的舗装工事が行われました。さらに同年5月24日に、公明党糸満市議団として、同南部土木事務所に対し、本格的な路面本舗装工事を行うよう要請したところであります。そこでお伺いをいたします。ア、市当局は同交差点の状況をどのように認識しているのか伺います。イ、県南部土木事務所に早急に整備を要請すべきと思うが市当局の見解を伺います。 小項目2、糸満小学校正門前に信号機設置について。本員は、糸満小学校PTA会長3期6年務めさせていただき、その間に上記案件については、市当局並びに糸満警察署に3回ないし4回要請させていただいた経緯があります。そこで伺います。ア、糸満小学校校長、同校PTA会長並びに新屋敷自治会長の連名での要請について、市当局並びに教育委員会の見解を伺います。 件名5、市民生活行政について。小項目1、おくやみコーナー設置について。親族が亡くなった際に死亡届を市役所に提出すると、戸籍、住民票に反映され、その後、国保、年金、税金、上下水道など、少なくても10前後の手続が必要となります。大分県別府市では、全国に先駆けて死亡後の手続を一元的に受け付けをするコーナーが設置されています。その別府市の取り組みはNHKの番組でも取り上げられてから、全国的におくやみコーナーが設置されるようになっております。おくやみコーナー設置について、市当局の見解を伺います。 小項目2、潮崎地域の街灯及び保安灯の点灯状況について伺います。 件名6、水道行政について。小項目1、本市水道水の安全性について。北谷浄水場の水源から有機フッ素化合物PFOSなどが高濃度で検出されたことから、本市の水道は大丈夫かとの問い合わせが本員に寄せられていることからお伺いをいたします。本市の水道水の状況について水道部の見解をお伺いし、演壇からの質問を終わり、再質問は自席から行います。 ◎市長(上原昭君) 新垣安彦議員の件名2、保育行政について。小項目1についてお答えいたします。 小項目1、保育園児の散歩経路の危険箇所点検について。ア、調査対象は何園かについては、認定こども園、認可保育園、小規模保育事業所、認可外保育施設、私立幼稚園の計48園となっております。 イ、調査依頼については、糸満市内にある教育・保育施設に対して、散歩の経路における危険箇所点検調査の実施について文書で依頼いたしました。教育・保育施設においては、日常的に利用する散歩の経路の点検を実施していただき、異常や危険性の有無、工事箇所や交通量等を含めて危険箇所を報告してもらいました。 次にウ、報告書の危険箇所の対応については、危険箇所の点検結果を踏まえ、関係者で合同会議を開催し、危険箇所に対する安全対策について協議してまいります。また、各園におきましては、散歩をする際には危険箇所について定期的に点検を行い、記録をつけるなど、情報を全職員で共有を図っていただき、安全に十分に配慮するよう指導してまいります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 新垣安彦議員御質問、件名1、子供の教育行政について。小項目1、子供の貧困対策及び不登校児童生徒の居場所づくりについて。イ、青少年センターでの事業実施状況についてお答えいたします。 教育委員会では、本年4月からこども未来課と連携して、沖縄子供の貧困緊急対策事業を活用した子どもの居場所づくりに取り組んでおります。青少年センター内に担当職員2名を配置して、こども未来課の職員と学校などを訪問しながら、情報収集や子供たちの状況把握に努めています。 ◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名1、子供の教育行政について。小項目1、子供の貧困対策及び不登校児童生徒の居場所について。アについてお答えいたします。 小項目1、ア、こども未来課における拠点型親子居場所については、養育が困難な親や若年妊産婦、児童の食事支援、生活指導、キャリア形成等の支援を行うための居場所であります。 御質問、件名2、保育行政について。小項目2についてお答えいたします。小項目2、待機児童問題について。ア、待機児童の増加原因についてお答えいたします。現在の待機児童数については、平成31年4月1日現在54人となっており、前年比で29人の増加となっております。待機児童の増加原因としましては、利用申込者が3,242人と前年比で282人増加し、過去最多であったこと、待機児童が発生している1、2歳児の就学前児童数に対する申込率が78.8%と高かったことが考えられます。 次にイ、保育士確保状況については、平成31年4月1日現在、本市では24人の保育士が不足しております。仮に保育士が確保できた場合には、待機児童数は33人減少し、21人になると考えております。 ◎建設部長(徳里仁君) 御質問、件名3、道路整備行政について。小項目1、川尻親田原線の側溝整備について。ア及びイについてお答えいたします。 小項目1のア、まつの木保育園入り口後方の側溝上ぶた設置については、現在、駐車場乗り入れ口の近くの側溝に、約5メートル程度上ぶた設置を行っております。残りの側溝につきましては、近隣の土地の利活用の相談があり、車両の進入路となる可能性がありますので、今後相談者と協議を行いながら、側溝の上ぶた設置について検討したいと考えております。 次にイ、まつの木保育園駐車場入り口の歩道整備については、状況を確認し、歩行に支障を来す箇所については、修繕を行い、歩行者の安全確保に努めてまいります。 御質問、件名4、交通安全対策について。小項目1、県道77号線の道路整備について。ア及びイについてお答えいたします。小項目1、ア、市当局は、同交差点の状況をどのように認識しているかについては、同交差点は、近隣に小中学校及び高校があり、多くの児童生徒が利用する交差点があるため、事故防止の観点からの改修工事を行うべきだと考えております。 次にイ、県南部土木事務所に早急に整備を要請すべきと思うが、市当局の見解についてお答えいたします。現在、県南部土木事務所において、同箇所の応急処置を行っておりますが、早急に本格的な改修工事を行うよう、要請していきたいと考えております。 御質問、件名5、市民生活行政について。小項目2、潮崎地域の街灯及び保安灯の点灯状況についてお答えいたします。小項目2、現在、潮崎地域に設置している道路照明は58基となっております。そのうち修繕が必要な照明は1基で、専門業者へ修繕を依頼しております。また消灯している照明は1基でありますが、近隣の住民より道路照明の明かりについての苦情を受けて、現在、消灯を行っている状況です。 次に潮崎地域内の公園施設に設置された照明は、南浜公園全体で214基設置しており、そのうち52基が点灯し、162基が点灯しておりません。点灯していない照明を調査したところ、照明灯具の劣化による漏電が原因の一つであることを確認しております。今後は、この調査結果をもとに、本市の財政状況を踏まえ、段階的な修繕、または補助事業導入での対応など、早期に改善方法を検討し、対応に努めたいと考えております。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 御質問、件名4、交通安全対策について。小項目2、糸満小学校正門前に信号機設置について。連名での要請についての見解についてお答えいたします。 当該箇所は、朝の登校時間帯は特に交通量も多く、また下校の時間帯においても交通量は多い状況だと理解しております。児童生徒の安全確保のため、糸満小学校前への信号機の設置も含めた交通安全対策が必要だと認識しております。 次に御質問、件名5、市民生活行政について。小項目1、おくやみコーナー設置についてお答えいたします。本市においては、市民の利便性向上を図るため、平成14年12月から税証明の発行を市民課窓口でも行っているところです。議員御提案のおくやみコーナー設置については、関係部署との調整を踏まえた上で、今後導入の可能性について検討してまいります。 次に御質問、件名5、市民生活行政について。小項目2、潮崎地域の保安灯の点灯状況についてお答えいたします。潮崎地域の保安灯については、平成29年度緊急整備事業で沖縄安全対策事業費補助金を活用し、自治会未結成地域に設置したもので、潮崎地域には8基設置しており、8基とも点灯している状況です。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 御質問、件名4、交通安全対策について。小項目2、糸満小学校正門前の信号機設置について。ア、教育委員会の見解についてお答えいたします。 要請については、令和元年6月7日付で、新屋敷自治会長、糸満小学校PTA会長、同校校長連名で市長宛てに提出されております。当該箇所については、教育委員会としても現場を視察して状況を確認しており、車両の往来や横断する児童の様子から信号機設置も含めた交通安全対策は必要だと考えております。 ◎水道部長(伊敷勝君) 御質問、件名6、水道行政について。小項目1、本市の水道水の安全性についてお答えいたします。 本市の水道水は、沖縄県企業局から全量浄水受水をし、市内の全域に供給しております。1日当たりの約1万9,000トンの浄水を西原浄水場系統から企業局の伊覇調整池に送水され、本市で最も重要な施設であります与座ポンプ場、配水池を経由して水道水を供給しております。本市の水質管理は、浄水の状況を踏まえて、水質基準項目及び水質目標設定項目を定めた検査計画を策定し、水質管理を行っております。有機フッ素化合物が高濃度で検出された比謝川を水源とする北谷浄水場系の浄水は本市には供給されておりません。また、直近平成30年度の検査データでは、北谷浄水場系統の有機化合物等の濃度の合計値は平均で30ナノグラム程度であり、安全なレベルに低減されていることを確認しています。さらに本市に送水している西原浄水場系統については、約1ナノグラム未満であり、安全性は保たれているものと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) それでは質問席より再質問を行います。 まず初めに、件名1、子供の教育行政についてから質問をいたします。今年度に糸満市拠点型子供の居場所整備業務委託事業が公募されております。3月13日締め切りで、その公募された、委託を受けた業者並びにどういう経緯で委託が選定されたか、それについて御答弁をお願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 この事業に関しては、子育て支援や子供の貧困対策等の事業に当たって、民間の創意工夫や柔軟な発想によって質の高い効果を得るために行っております。公募型のプロポーザルによる委託事業者を選定することにしました。先ほど議員がおっしゃいましたように、公募期間は、平成31年3月4日から3月13日まで、プレゼンテーションは3月28日に実施し、平成31年4月1日付でNPO法人子育て応援隊いっぽと委託契約をしております。 ◆20番(新垣安彦君) ただいま福祉部長から御答弁をいただきました。そのいっぽが今後行う事業内容についてはどのような形で進められるのか御答弁お願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 この事業は、居場所をつくるということですので、地域に広く貧困の子供たちを対象にしております。こうした子供たちの中に不登校や非行の児童、それから発達障害及び若年妊産婦など、さまざまな問題を抱えた子供がおります。この子供たちの居場所を普通の、通常の子供の居場所では対応が難しいというところがありますので、新たな居場所として確保して、この子たちの生活指導、学習支援を行うという、それとともにキャリア形成を行っていくために専門的な支援員を置いて指導を行います。 ◆20番(新垣安彦君) その中で、養育の困難な親と若年妊産婦の支援、それは市としてはどういう形で支援をさせていただくのか、それについて確固たる指針はお持ちになっておりますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 学校関係のほうは、また学校のほうで支援の内容が変わってくるとは思いますけれども、通常の子供たちについては、保護者も含めて、いろんな悩みを抱えておりますので、とりあえず現状を把握して悩みを聞いて、その世帯に対して行える支援と内容を、専門職を集めて検討して決めていくという形で支援をしていきます。 ◆20番(新垣安彦君) それで、さらに支援事業において、委託事業において、先ほど部長が演壇で御答弁されていた、児童の食事支援というのがありますね。これは今、私が理解するのはこども食堂だと理解するんですけれども、それはどうですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 こども食堂と考えております。 ◆20番(新垣安彦君) 確かに沖縄の貧困対策の中で、唯一あるのが子供がきちんとした食事がとれないというのも大きな問題、これは学校教育課のほうも同じことだと思うんですが、ただやはり、学校が終わった後、要するに地域にて、その家庭で食事がとれないとか、そういったときに支援をするということで、今こども食堂が全国的にも注目を浴びているという中で、1点確認ですが、そのこども食堂を運営するに当たって食事の提供、または物資面での、特に資金的な支援とか、そういったものは市としては考えておられるでしょうか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 こども食堂の支援は、運営自体の支援となりますので、食材費に限定した支援という形ではありませんけれども、運営に係る支援として補助をしている状況です。 ◆20番(新垣安彦君) じゃあ、確認いたしますが、このこども食堂は糸満市内に幾つあるのか。そしてどのような形で支援をしてきたのか、それについて御答弁いただけますか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後1時48分)                              (再開宣告午後1時52分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 現在行われているのは、西崎太陽児童センター、かじゅまる児童センター、それから無料学習塾ゆいと、ふらっとこうえん前、この4カ所で実施されております。 ◆20番(新垣安彦君) こども食堂のほうも、糸満市内で4カ所設置されて運営されているということですが、私がすごく気になるのは、このこども食堂で食材が不足している可能性があるのではないかと思います。そして今回、公明党のほうが食品ロスの法案が整備されて、特にこの食品ロスの、年間に64万9,000トンが無駄に使われていると。それを有効的に使うという形で、余った食材をそういう形で、那覇市でいくと、那覇市にありますフードバンクに皆さんが寄附して、そこから各こども食堂に食材が提供されているということもございます。やはり本市としても、市からそういう食材を扱う業者に対して、賞味期限切れする前に、捨て去るのは大変無駄な行為ですので、そういうものを4カ所のこども食堂に寄附していただくような、そういう働きかけをしていくのも一つの子供の貧困対策、特に食事の支援にかかわるものではないかと推察するんですが、福祉部長の御見解をお聞かせ願えますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 確かに食材の費用というのは結構かかりますので、確認が必要だと思いますけれども、食品ロスの部分に関しては、食事の安全性というのを一番に考えないといけないと思いますので、そこら辺を確認しながら提供していただけるものであれば、提供いただくという形になると思いますけれども、ここは少し検討をさせていただきたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひ、その分検討していただきたいと思います。 それでは小項目1のイについてお伺いします。教育委員会のほうも今回のこの事業で青少年センターにおいて不登校の居場所づくりで事業がスタートされていると聞いております。先ほど教育長のほうからも学校、児童生徒のコーディネーターにおいて調査をした上で、全体的な把握をしていくと御答弁いただいたと理解しているんですが、私がすごく気にするのは、そういう生徒の家庭まで支援をしていく形をとらなければ、やはり子供の不登校、または夜型非行の改善につながらないと思うんですが、それについて教育委員会の御見解を聞かせていただけますか。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 現在、教育委員会が進めている不登校の居場所づくりについても、当然、キャリア形成であるとか学習支援であるとか、いろんなメニューを準備していくことも大事だと考えているんですが、家庭も含めた、本人にとってどういった支援が必要なのか、どういう機関と関係をつくって、家族及び本人を支援していったほうがいいのかという、ソーシャルワークという部分は非常に大事じゃないかと考えております。今、議員からお話があった部分、やはりきちんとその家庭、子供をきちんと把握して、どういう支援が大事なのかという部分を見きわめて支援していくということが、私たちとしても大事な部分だと捉えておりますので、そこもしっかり、ソーシャルワークについてもできる体制づくりを整えていけたらと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いをしたいと思います。それで1点、私がすごく気になるのが、やはりそういった中でも漏れていく子供たちがいるわけです。非行に走っていったりとか、それから家庭的にうまく行っていない。そういう流れで、皆さん方が対応していても限度があるわけですね。そのときに児相への相談だとか警察への相談体制も網羅した上での今回の事業を進めていく考えであるのか、それもお伺いいたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 子供たちの居場所というのは、当然、家庭が一番いいし、それから昼間は学校に居場所があるということが大事だと考えております。しかし、今議員からあった部分で、支援が必要な子供たちがいて、こういう支援をする居場所は今つくっていて、そこに来られる子供たちはそこでの対応があるだろうと思いますが、そうじゃない子供たちへの支援をどう広げていくかと。今、お話があった部分、まさしく学校、それから家庭、そしてこういう施設、居場所の施設だけではなくて、警察であるとか、少年補導員の皆さんであるとか、青少年育成市民会議であるとか、いろんな機関の皆さんがかかわるということが大事だと考えております。そういった諸機関の皆さんにも、今、教育委員会が進めている居場所づくりの事業についても十分周知を図りながら、連携できるような体制を今まで以上につくっていく必要があるというふうに考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひ、取り組んでいただきたいと思います。実はこの案件につきましては、私は3年近く、夜型非行、または本当に家庭でいろんな形で問題がある子たちの居場所づくりというのを提案させていただきました。今年度からそれが実施されていくということを本当にうれしく思いますし、ぜひこれを成功させていただきたいと思いますので、頑張ってください。よろしくお願いします。 次に件名2、保育行政についてお伺いをいたします。先ほど市長のほうから御丁寧な御答弁をいただきました。そこで今回の報告書を受けて、最終的にどういう形の報告が、いつこれが提案できるのかどうか。報告書がいつまでにまとまるのかについて御答弁いただけますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 いつまでにというのを、今答弁することはできないんですけれども、報告書は上がっておりますので、早急に合同会議を開いて話し合いを持っていきたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) 部長のほうから早急に報告書をまとめて、各対応ができるような取り組みをしていくというお話をいただきました。そこで今回のこの件がありまして、私自身、保育園、それから小規模保育所等に赴いて状況を確認させていただいた事案があるんですが、これは個別案件になるかと思うんですが、ぜひお伺いをしたいと思います。これについては、建設部長にも御答弁いただくこともありますので、よろしくお願いします。まず、まつの木保育園が散歩コースとして今まで使っていたけれども、歩道がないために散歩コースから外しているということが判明いたしました。私も現場を確認したんですが、ちょうどその途中で、これは歩道になるべき道路が多分において収容ができなくて、そのまま放置された状態にあるのかなと。私自身、ここはもう十数年以上通っているんですが、そのままの状態であるわけです。今回、まつの木保育園が散歩コースから外しているというのもよく理解できます、そこを通ることができませんから。それについてですが、やはり担当部長としてもここは早急に必要だと、要するに単純に散歩コースから外すだけでは解決いたしませんので、やはりその重要性については、福祉部としてどのように認識をされているのか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 福祉部としては危険箇所であることは認識しましたので、合同会議の中で関係部署と協議をしていきたいと思います。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 川尻親田原線の一部歩道が未整備の状況であります。議員もおっしゃっていましたけれども、地権者、抵当権者との用地交渉が進まなくて、難航したため今整備が進んでいないという状況であります。今後、地権者、抵当権者等と話し合いを持って、解決のめどがつけば予算の確保を目指して、歩道の整備まで進めていきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) 建設部長、今の答弁の中で地権者、それと抵当権者というふうに御答弁いただいたんですけれども、それでいいですか、確認します。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 地権者がいるということで答弁をさせていただきます。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時03分)                              (再開宣告午後2時05分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 土地が1筆、未買収の土地があるんですけれども、そこに所有権を持っている方と抵当権を設定している方があと1人、2人いるということです。 ◆20番(新垣安彦君) 今、未買収の土地については、所有者が1人いて、その土地に対して抵当権者が1人いるということでよろしいですよね。その用地交渉をする際には、抵当権者がいるということはむげにもやらないし、地権者との話し合いの中でもその方が出てくるので、交渉においても慎重を期した上で対応していただきたいということを申し送りしたくて、今確認させていただいたんです。今回のこの案件につきましても、十数年近くそのままの状態ですので、やはり何らかのこともあるだろうし、私自身としては相続財産かというふうに思っていたんですが、そのようでもないようですので、ぜひそれを解決していただいて、やはり子供の散歩コース、まつの木通りとか、歩道を歩く皆さんの交通安全の上でも大変重要な箇所であるということを認識して取り組んでいただきたいと思いますが、部長の見解を聞かせてもらえますか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 議員おっしゃるように、保育園の重要な散歩コースだと認識しておりますけれども、用地問題を解決して、解決できれば予算も確保して、整備までできるように推進していきたいと考えます。
    ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いします。さらにもう1点ですが、阿波根保育園がある交差点、あの付近も相当な交通量があるということで、保護者の方からは何とかこの対策がとれないかということがございまして、私のほうからの御提案ですが、この交差点の、阿波根保育園の前のほうに「保育園あり、スピード落とされたし」という看板設置をしていただきたいと思うんですが、担当部長、どうぞ御見解をお聞かせください。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 こちらのほうには、スピードを落とせ等の看板設置を含めて、注意喚起の看板設置について糸満署等と調整を行い、取り組んでいきたいと思っております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いしたいと思います。それともう1点ですが、にじのはし保育園ですが、あの一帯についての、あそこには養護施設もございます。あの地域一帯においてゾーン30の指定をしていただけないか、それについていかがでしょうか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 こちらのほうにつきましても調査しまして、警察のほうと協議をしていきたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いいたします。 それから次に件名2の小項目2、待機児童についてですが、一番肝心なのが、先ほど福祉部長のほうから御答弁いただきました。保育士不足が待機児童の原因であるということですが、これについて保育士確保のために、これまでに市はたしか無料塾を開催したり、そしてそれで保育士試験対策講座などを開催しているわけですが、それについて、市がやって27名合格して、そして8名しか市内で雇用できなかったということも、去年の9月と12月に私が一般質問した際にそのときの部長が答弁されているんですが、やはりもっと改善していく必要性があると思います。処遇改善というのは喫緊の課題かと思うんですが、これについて福祉部長の御見解はいかがですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 保育士試験を受ける方は毎年ふえておりますけれども、糸満市に残る方をできるだけ、100%残っていただきたいというのは、部としてはそう思っております。それに向けて保育士のニーズなどを聞いて、どのように対応すれば糸満市で働いてもらえるのか。そういう部分も聞き取りをしながら、できるだけ糸満市で働いてもらえるように努力してまいりたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) 1件確認ですが、他市の方が本市の保育所に勤めようと思っている。しかし、子供さんを保育所に預けられない。住んでいるところの保育所に預けたい。そういうときにこの南部市町村において、そういう連携等が図られているのかどうか。以前にも聞いたことがあるんですが、もう一度確認させていただきたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 各市町村と協議はしておりますけれども、各市町村とも待機児童がありますので、なかなか広域でというのは厳しい部分もありますけれども、話し合いはしているところでございます。 ◆20番(新垣安彦君) そこで市長が出てまいります。 やはり市長として、南部地域、これは沖縄県が抱えている課題だと思います。市長会でもこういう今の、私が福祉部長に御提案させていただいた件についても、待機児童解消に向けてはすごく重要なことですので、市長会でもそれを提案していただけないかどうか、市長の御見解を聞かせていただけますか。 ◎市長(上原昭君) 南部市町村会では、特にこのような保育所、待機児童等の広域化の対応についてはこれまで話題になったことはございませんが、どのような課題があるのか、少し検討させていただきたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いします。 それでは件名3の道路整備行政についてお伺いをいたします。先ほど部長のほうからは、今側溝ふたがないところは上部のほうで建築許可等が申請されて、どういう形でそのほうが利用できるかがまだ判明していない。それが確認でき次第、対応していきたいということで確認してよろしいでしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今、議員おっしゃるとおりでございます。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いします。 それから件名4の交通安全対策についてであります。糸満小学校前交差点のことについてですが、私が南部土木事務所に確認をいたしましたところ、今年度中に糸満小学校前の舗装は行うという御回答を県議会議員の金城泰邦県議を通して聞いているんですが、それについて当局は確認とれていないんでしょうか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 この御質問を受けまして、先週からやりとりをしております。南部土木事務所のほうからは今年度の工事計画に入っているということは確認をしております。 ◆20番(新垣安彦君) そこで質問をしたいんですが、実は、小学校、中学校、高校と、ここの交差点を使っています。もう大変な状況であるということは間違いないわけですから、実はこれは早目にしていただきたい。私からの提案は、夏休み期間中、子供がいないときに工事をしていただきたいというのが最大の希望ではあるんですが、これについて建設部長から南部土木事務所に申し入れるようなことはできませんか。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 議員御指摘のとおり、緊急を要する案件だと思っております。今現在、仮舗装のままで交通事故の誘発につながりかねない状況だということも感じております。児童生徒の重要な通学路であり、早急に改修工事に取りかかるよう、また再度要請をしていきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) 建設部長、ぜひよろしくお願いします。 次に小項目2の小学校前の信号機設置についてですが、実は私がPTA会長を6年やっていた間に4回から5回、この要請を行っています。しかし、警察のほうからの回答は、いつも糸満小学校前の信号機から小学校正門までの距離が短いと。だから交通渋滞になるから余計に危険性が伴うという回答しか来ていないんです。ですが、今回はそうではいけないと。これだけ子供を取り巻く環境の事故がこれだけ多発している状況であれば、やはり小学校正門前に信号機を設置しないといけない、やらなきゃいけない。これをぜひ担当部長、それから教育委員会のほうからも糸満署に申し入れをしていただきたい。もし何かあった場合は、これは事故ではありません。人為的な事故に当たる。そのぐらいの思いを込めて、私は今回この質問を取り上げさせていただきました。それについて当局の見解と、教育委員会の見解を聞かせてください。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 当該箇所への信号機設置については、やはり改めて、また糸満警察署へ要請していくということで考えております。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えをします。 糸満小学校前の信号機設置の要請する場所については、前から要請があるということは聞いていたんですが、今回また新たに提出されて、教育委員会としても現場の確認を2回ほどさせていただきました。2回目については雨の日に見ようということで確認をしております。やはり交通安全対策は必要であるというふうに、教育委員会としても認識をしておりますので、関係部署と連携して糸満署に要請を行いたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) 糸満署に要請するのは、これは直接のところですので、あると思うんですが、これは4回、5回やっていますから、多分、結果的に出てくるのは全く同じようなことしか出てこないかなと危惧します。そこで私が市長にお願いしたいのは、公安委員会に市長から直接、公安委員会から糸満小学校前の視察をするように要請することはできませんか。御答弁お願いします。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 議員御指摘のことも含めて、要請をするかどうか検討してまいりたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) できるようにしていただきたい。今まで小学校への設置で要請したが、できないことをいつも答えられてきました。今回はできるようにするために、皆さん方にはぜひ働いていただきたい。そのように思いますので、ぜひよろしくお願いします。 次におくやみコーナーについて伺います。先ほど市民健康部長のほうから御答弁がありました。ぜひ御検討していただきたいと思います。 それから小項目2の潮崎地域の街灯設置、それから保安灯点灯についてですが、その中で…、ちょっと休憩お願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時19分)                              (再開宣告午後2時19分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◆20番(新垣安彦君) 街灯の中で、162基が、まだついていないところがあると。それも調査した上で対応していただきたいということですが、これについてはどういう手続、流れで、点灯に向けてどういう段取りで進めていくのか御答弁をお願いします。 ◎建設部長(徳里仁君) 再質問にお答えいたします。 今、公園の照明が162基点灯していない状況ですので、緊急性のある箇所等については修繕で対応していきながら、補助事業導入も含めて検討していくという方向で進めていきたいと思います。緊急性のある箇所については、糸満南小学校の北側の公園駐車場のそばとか、あの辺を先に修繕を行いながら、ほかの全区域に関しては、補助事業導入を目指して頑張っていきたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) お願いいたします。それとその潮崎地域においては、その地域内で保安灯も設置していただきたいというような個人的な要望も、今、自治会ができていませんから、個人的な要望があった場合、どのような対応を市民健康部長のほうではお考えになられていますか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 保安灯の設置については、各自治会からの申請により補助金を交付し、維持管理費は自治会が負担しております。現在、潮崎地域は自治会がありませんが、今後、自治会結成に向け、住民の方々と連携を図り、支援してまいりたいと思います。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひ、自治会結成に向けて取り組んでいただきたいと思います。 最後に件名6、水道行政についてですが、今問題になっているところで、那覇市上下水道局はこれをホームページ上で掲載をして、安心ですよという旨の通知をされております。それについて、市の水道部としてはそういう掲載はできないかどうか、御答弁お願いします。 ◎水道部長(伊敷勝君) 安全性についてのホームページ等への掲載についてですが、本市においては、沖縄県企業局の有機フッ素化合物の検出状況等を確認し、その内容をもって市民への電話対応等を行っておりましたが、今後はその内容をホームページ等に掲載し、市の水道水の安全性について情報提供を行っていきたいと考えております。 ◆20番(新垣安彦君) ぜひお願いします。そして、この有機フッ素化合物におけるものについてですが、私ども公明党の参議院議員、沖縄方面副本部長の河野義博氏が、環境省、厚生労働省、それから防衛省に訪問して、品質及び環境に関する設定通知において、厚生労働省の指針や目的値が示されていないと。それを示すことによって環境省の基準も定められるという認識を得ているという報道がなされておりますが、そういう基準が設定されることについて、水道部の御見解を聞かせていただけませんか。 ◎水道部長(伊敷勝君) 再質問にお答えいたします。 厚生労働省による指針や目標の設定の検討は安心、安全の基準値を客観的に示すことができ、水道水を供給し、管理する事業体としては評価できるものだと考えております。 ◆3番(上原勝君) 皆さんこんにちは。一般質問に入る前に所見を述べます。きのうは戦後74年の慰霊の日、日本遺族連合会主催の第58回沖縄平和祈願慰霊大行進に加わり、糸満市摩文仁の県平和祈念公園にて執り行われた沖縄全戦没者追悼式に参列しました。時折強い雨風の中ではありましたが、多くの参拝者が黙とうをし、献花を行っておりました。平和祈念公園内が恒久平和を願う祈りに包まれていました。平和祈念公園から帰宅路考えました。今、自分でやれることを背伸びをせず、教育委員会生涯学習課主催の読み聞かせ勉強会で学習しました読み聞かせボランティアを通して、子供たちに恒久平和、命のとうとさを伝えていこうと思います。それでは通告書に従って一般質問を行います。 件名1、集落支援員について。小項目1、集落支援員とは何か伺う。 件名2、風疹の予防接種について。小項目1、対象者・実施期間を伺う。 件名3、認知症について。小項目1、糸満市の人口における高齢者の割合を伺う。 小項目2、糸満市において認知症への取り組みを伺う。 件名4、子供の貧困対策支援員について。小項目1、子供の貧困対策支援員とは何か伺う。 件名5、平和祈念公園隣接地不法投棄ごみ回収事業について。小項目1、平成31年1月27日に行われた平和祈念公園隣接地不法投棄ごみ回収ボランティア活動に参加しました。そこで伺う。ア、この平和祈念公園隣接地不法投棄ごみ回収事業の趣旨・目的を伺う。イ、当日のボランティア活動に参加した団体や参加人数を伺う。ウ、糸満市としてこの事業のかかわり方を伺う。 件名6、門中ハーレーについて。小項目1、門中ハーレーとは何か伺う。 件名7、青色防犯パトロールについて。小項目1、平成30年第7回12月定例会の一般質問に取り上げた青色防犯パトロールについてその後の進捗状況を伺う。 以上。残りは質問席より再質問させていただきます。 ◎市長(上原昭君) 上原勝議員の件名6、門中ハーレーについて。小項目1についてお答えいたします。 門中ハーレーは、門中ハーレー実行委員会が主催となり、各門中の連携と親睦を図る目的で、平成7年から開催されている糸満ハーレーの盛り上げに欠かせないハーレー種目でございます。今年度を含む近年は12の門中が参加しておりますが、実行委員会においてはさらに多くの門中の参加を呼びかけていきたいとのことであります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 上原勝議員御質問、件名7、青色防犯パトロールについて。小項目1、平成30年12月定例会後の進捗状況についてお答えいたします。 進捗状況については、去る6月11日に青色防犯パトロールの講習会を糸満署の協力を得て、糸満市青少年育成市民会議の主催事業として実施したところであります。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 御質問、件名1、集落支援員について。小項目1の集落支援員とは何かについてお答えいたします。 集落支援員とは、地域の実情に詳しく集落対策推進に関してノウハウ、知見を有した人材が地方自治体からの委嘱を受け、市町村職員と連携しながら、集落への目配りとして、集落の巡回、状況把握などを行うとともに、集落点検の実施、住民と住民、住民と市町村との間での話し合いを促進するなど、市町村職員や集落住民とともに、集落対策を推進することを実践する人材です。 次に御質問、件名2、風疹の予防接種について。小項目1、対象者、実施期間についてお答えいたします。昨年度、風疹の全国的流行に伴い、国の風疹追加的対策による風疹の無料抗体検査の対象者は、昭和37年4月2日生まれから昭和54年4月1日生まれの男性となります。この年代の男性は風疹の予防接種を公的に受ける機会がなかったことから、風疹の抗体保有率がほかの年代より低いとされています。本年度から3年間に限り、風疹無料抗体検査を行い、検査の結果、抗体が基準値以下のときは無料で予防接種を受けることができるものです。事業開始となる本年度において、受検希望者が集中した場合、短期的な供給不足が生じ、医療機関や対象者に混乱が生じる懸念があることから、本年度の無料クーポン券送付対象者は、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性となっています。本市におきましては、5月に対象となる3,061名の方へ抗体検査を無料で受検できるクーポン券を送付いたしました。次年度は、昭和37年4月2日から昭和47年4月1日生まれの男性で3,663名の予定です。なお、この方々につきましても、希望すれば本年度前倒しで抗体検査を受検することもできます。ワクチンの効率的な活用のため、対象者の方は特定健診や人間ドックなどの機会に抗体検査を受けていただき、検査の結果、抗体が基準値以下のときは予防接種を無料で受けるという流れになります。 ◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名3、認知症について。小項目1、糸満市の人口における高齢者の割合についてお答えいたします。 平成31年3月末時点の65歳以上の高齢者数は1万2,632人で、高齢化率は20.4%です。 次に小項目2、認知症への取り組みについては、認知症の初期段階の高齢者や家族を支援していく認知症初期集中支援チームの設置や相談業務強化のための認知症地域支援推進員の配置、認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進として、講演会や認知症サポーター養成講座の開催、認知症カフェ、認知症高齢者等SOSネットワーク事業を実施しております。 御質問、件名4、子供の貧困対策支援員について。小項目1、子供の貧困対策支援員についてお答えいたします。子供の貧困対策支援員とは、地域に出向いて、子供の貧困状態を把握し、学校や学習支援施設、子どもの居場所づくりなどを行うNPO法人等の関係機関との情報共有や子供を支援につなげるための調整を行います。 ◎経済観光部長(大城拡君) 御質問、件名5、平和祈念公園隣接地不法投棄ごみ回収事業について。小項目1、平成31年1月27日に行われたごみ回収ボランティア活動について。アからウまでについて順にお答えします。 小項目1、ア、この不法投棄ごみ回収事業の趣旨、目的については、平和祈念公園周辺にごみが大量に不法投棄されている状況を改善することを目的とし、これまで10年間にわたり遺骨収集ボランティア団体等によりごみ回収が行われておりますが、いまだにごみの量が多いことから、廃棄物の処理に関するノウハウを有している沖縄県が事務局となり、ボランティアによるごみの回収を実施することを趣旨としております。 次にイ、当日のボランティア活動に参加した団体や参加人数については、参加団体が沖縄宗教者の会、沖縄県産業資源循環協会、沖縄県磁気探査協会、自衛隊曹友会、沖縄県平和祈念財団、一般公募参加者等となっており、参加人数は1月26日が114名、1月27日が289名で、2日間の合計人数が403名となっております。 次にウ、糸満市としての事業のかかわり方については、不法投棄されている土地の所有は糸満市であることから、今後とも沖縄県と連携し、投棄ごみの全量撤去に向けて取り組んでまいります。 ◆3番(上原勝君) 答弁ありがとうございます。 まずは件名1の集落支援員についてですけれども、似たようなものがあると思います。地域おこし協力隊というのがあると思います。そちらの説明もよろしくお願いします。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後2時37分)                              (再開宣告午後2時40分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 地域おこし協力隊とはどのような活動かについては、都市部など地域外の住民が地方再生、地域活性を目指し、実際にその地域に定住し、地元住民とは異なる新たな視点を持って活動を行ってもらう取り組みです。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。前々回ぐらいに同じ内容の質問をさせてもらって、各自治会にこういった方がいて、地域を盛り上げたらどうかという質問をさせてもらった回答として、糸満市としてはこの協力隊の方は1名だと、またその方は名城のほうで活動されているという回答をいただきました。それで、そのときに集落支援員制度というのもありますという答弁もいただき、そういった制度はどういったものかというのを聞かせていただきました。とってもすごくいいなという制度だと思いました。内容をもうちょっと細かく質問していきたいと思います。集落支援員制度は、例えば支援内容等、また実施主体、また受け入れ団体等の要件等があれば概要を教えていただきたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 集落支援員制度については、こちらは総務省の事業でして、特別交付税としての財源措置となります。地方自治体としては集落支援員を設置し、集落支援員と協力して集落対策を推進するということで、やはりどちらかといえば、地域の実情に詳しい方を採用していく。地域の活性化に向けて取り組むという形になるかと思います。県外でも過疎地域等におきまして、その方々を活用して取り組んでいる事例等はあるようです。 ◆3番(上原勝君) また、もう1点あると思います。自治会長等がそういった集落支援員を兼務する場合においては、どういった特典というか、権限があるか教えていただきたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) こちらのほうは、兼務ができるということであります。専任ということであれば、支援員1人当たり350万円の特別交付税ということと、あとほかの業務と兼任の場合は1人当たり40万円という形で、実際は自治会長が、さらにそれを、地域を活性化するためのプラスアルファのお仕事をしていただくというような認識でございます。 ◆3番(上原勝君) 前回お話しさせてもらったときに、地域リーダーが必要だと話をさせていただきました。こういった制度を活用して報酬ではありませんが、この制度を活用すれば自治会の区長のみならず、地域に特化した地域の実情を知った方々がこの制度を活用して、地域の活性化につながるんじゃないかと思いますけれども、その件いかが思いますか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) こちらの制度につきましては、やはり地域のリーダー育成、地域に定住する方を、地域出身の方々を主に定住していただくというような考え方が出てくるかと思いますが、これに関しましては、特別交付税措置ということですので、確かに他市町村におけるこの制度の活用状況等を調査研究してまいりたいと思っております。 ◆3番(上原勝君) この調査研究の中に、これは前向きな考えと捉えてよろしいですか。それともまだまだ時間がかかりそうだとか。恐らく今年度の予算組みはされていないと思います。それに当たって、今、こうやって制度があるということを議会を通して伝えさせてもらっています。そこら辺の見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ◎市民健康部長(福元信美さん) こちらのほうは専任、それから兼務も含めて、やはりいろいろと調査をしていかないといけないことが多いかと思います。なので、実際、今の段階では実施計画等に組み入れてということは明言できないところでございますので、今後とも他市の状況等を調査研究してまいりたいと思っております。 ◆3番(上原勝君) 次年度に向けて、そういった取り組みも、この制度をもっともっと活用していただきたいと思います。そのためにはこの制度を、私もそうですけれども、しっかり調査して研究していただきたいと思います。よろしくお願いします。続いて、行きたいと思います。 風疹の予防接種についてです。対象者を教えていただきました。その対象者の中に、私も含まれておりました。クーポン券が届いたその日に抗体検査を受けてまいりました。予防接種をするかしないかの判断の中で、幸いのことなのか、予防接種をしなくて済みました。それがいいというふうにとってはいるんですけれども、せっかくのクーポン券も使えたらよかったなとも思いました。クーポン券の金額が約9,000円ぐらいです。9,000円で、無料でクーポン券を使って予防接種が受けられる、この周知を糸満市としては、届いた後、今後、アフターではないですけれども、これは猶予期間が3年とありますが、どういったふうに今後周知を続けていくかお聞きをしたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 できましたら各企業等においての人間ドックや健診時において、抗体の検査を受けていただきたいということで、先日、商工会の総会のほうで少しお時間をいただいて、こういった事業について説明させていただいております。今後は、ホームページ、市広報紙等を通じて、その周知に取り組みたいと思います。 ◆3番(上原勝君) この3年の間に、このクーポン券を使わなかった場合の、このお金はいただけるんですか。 ◎市民健康部長(福元信美さん) これは交付した、実施した分の支払いとなりますので、この分のお金がいただけるということではないと思います。ワクチンにつきましても抗体をお持ちの方につきましては、やはりワクチンの数にも限りが出てくると思いますので、先ほど申し上げましたように有効に活用させていただいてということになります。その受けなかった分についてお金がもらえるということではないと思います。 ◆3番(上原勝君) もちろん、クーポン券を使わなければ、お金をいただけるとは思っておりません。確認をさせていただきました。また風疹をですね、よくある質問がありますが、それにお答えいただきたいと思います。風疹の対策を実施しているのはどうしてですかということを教えていただきたいと思います。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 再質問にお答えいたします。 風疹は、小児の場合、通常余り重くない病気なんですが、妊娠20週ごろまでの妊婦、特に妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神運動の発達遅滞などを持った、いわゆる先天性風疹症候群のお子さんが出生する可能性があるということになっています。また、男性につきましても、大人が受けるとほかの人に風疹をうつすことが出てくるということで、それが大人の感染に関しては重症になることもありますので、それを予防するということで、風疹の予防接種が重要になってくると思います。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。私自身も抗体検査を受けましたので、周りにいる同じ年代の方々へ周知をしていきたいと思います。役所のほうも引き続き、周知徹底していただければありがたいと思います。それでは、次へ移りたいと思います。 認知症についてです。同じ内容を前々回させていただきました。その際には、糸満市では約1万2,000人ほどでした。今回お聞きしたら1万9,000人ぐらいだと。また高齢者の割合もお聞きした際には、前回は19.5%でした、今回は20.4%という回答をいただきました。高齢者に歯どめがかからない現状の中で、じゃあどういった形で高齢者の方々をサポートできるかといったときに、やはり私は、認知症サポーターをふやすべきだと思っております。平成30年度の一般質問の際に、認知症サポーターをふやすために市長を初め、副市長、皆様方に認知症サポーター養成講座を受けていただきました。そのおかげで市の職員の皆様方にも意識づけが少なからずできたかと思っております。今後も引き続き、認知症サポーターについて頑張っていただきたいと思いますし、また今年度、認知症サポーターのみならず、認知症についてどういった取り組みを考えているのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えいたします。 ことしも認知症に関するサポーター養成を行いますし、講演会も行っていく予定にしております。また地域の支援員を配置しておりますので、支援員が地域のそういう認知症の相談を受けていくという形もとります。それから認知症カフェとして、当事者の方たちの相談にも乗っていく予定にしております。 ◆3番(上原勝君) 昨年度オレンジまつりというのがあったと思います。今年度もそういったお祭り感覚で認知症の方々、関心のある方々が募れるイベントをおつくりになりますか。計画があれば教えていただきたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 ことしも実施する予定です。認知症の啓発にはとても有効ですので、ことしもやる予定にしておりますけれども、日時についてはまだ決定はしておりません。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。認知症サポーターをふやしていく活動はずっと続くと思います。根気強く私も続けていきたいと思いますし、また先ほどの話になりますけれども、役所のほうも、市当局のほうも認知症サポーターをふやすことに全力を挙げていただきたいと思います。続いて行きたいと思います。 子供の貧困対策支援員についてですが、この子供の貧困対策支援員について糸満市の見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 支援員の活動としては、おおむね18歳以下のもので生活困窮者の自立支援法に定める生活困窮者、または学校教育法に基づく就学援助等の対象者でありますので、この方たちを広く支援するという活動になると思っています。 ◆3番(上原勝君) 件名1の集落支援員とはまた違うと思いますけれども、この子供の貧困対策支援員について、予算とか、糸満市から何名とか、そういった枠組みがあるんでしょうか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 現在、支援員を配置しておりますけれども、人数的なもので5名ぐらいまでは支援員としてふやしていきたいと思っております。 ◆3番(上原勝君) 西崎にあります、ふらっとの支援員とは別の支援員と捉えてよろしいですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 この支援員は、学校の用務教諭や学童クラブ、その他の関係機関との連携を行いますので、別と考えております。 ◆3番(上原勝君) そうしたら、この貧困対策支援員とふらっとで活動されている支援員との連携は、どういったものになるか教えていただきたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 今年度、この関係機関の連携をとるための協議をする予定ですので、そちらのほうで情報共有をしていきたいと思っています。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。こちらのほうも、とっても大切な支援員だと思っておりますので、ぜひ5名といわず、10名でも、多くの支援員を、予算もありますけれども、予算の都合もありながら多くの貧困対策支援員を、育成も含めてよろしくお願いしたいと思います。 件名5に移りたいと思います。こちらは3月定例会の一般質問で取り上げさせていただきました。全く同じ質問ではありますけれども、再質問を逃しましたので、改めて一般質問に組み込ませていただきました。再質問をさせていただきたいと思います。当日、平成31年1月27日にボランティアとして参加させていただきました。一般のボランティアが清掃活動できる場所、また専門分野、自衛隊のような訓練を受けている方々がボランティアをする場所とか、いろいろ割り振りがあって、危険箇所のところは自衛隊の皆様方がボランティア活動に行きました。興味本位で一般のボランティアのところではなくて、自衛隊の方々の後をついていって、危険な崖をおりていって、崖の下の不法投棄のごみの回収をしてきました。その際、携帯で写真を撮ってきましたので、こちらから見えるかどうかわかりませんけれども、お披露目したいと思います。こういった某メーカーの瓶が土の中に埋まっていたりとか、ふるいをかけて割れた瓶を回収する作業を危険な崖の下のほうで、自衛隊の皆様方懸命にやっておりました。その際に、私も力不足ではありますけれども一緒にさせていただき、こういった形でですね、こういった形でありました。後でまたお見せしたいと思います。こういったものがありました。危険箇所に入ってわかることが、実際目で見ないとわからないところがあって、毎年不法投棄でボランティアをされている方々の声として、1年に1回ではあるけれども、この1年の間にまた捨てられていると。捨てられている中で最終的に何をしたいかというときに、遺骨収集まで手が届かないと。なので、この土に埋まっている瓶の処理の前にまた新しいごみが埋まってしまうので、また一からやり直すと繰り返しだそうです。どうにか対策できないかという声がありましたので、どういった声がいいかと考えたときに、ちょうど捨てられるルート、場所がありまして、そこに監視カメラとか、またネットとか、こういった不法投棄の禁止、こういった看板の設置、ただ単に不法投棄の禁止という看板ではなくて、心理的な、目を使った不法投棄の看板もこの場所のほうに設置してやるのも一つの手じゃないかと思っております。それに関して伺いたいと思いますけれども、この管轄は沖縄県になるんでしょうか。糸満市になるんでしょうか。よろしくお願いします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 管轄がどこになりますという再質問ですが、前回、ボランティア作業を行ったときには、県のほうが事務局となって、この取り組みを行ってきたんですが、糸満市のほうが地主ということで、そういった不法投棄禁止の看板とか、そういうものに関しましては、市のほうも率先してやるべきだとは思っております。 ◆3番(上原勝君) 地主が糸満市ということであれば、早速不法投棄の禁止といった看板設置、ラミネートじゃないですよ、板でちゃんとした看板をつくっていただいて、またこのネットとか柵、柵だったら予算とも絡みますので、ネットとかですね、防犯カメラもお金がかかりそうですけれども、1年に1回清掃活動する人たちのことを考えると、また一からスタートとするということを考えると、そういった防護柵をさせてもらってもいいかなと思いますけれども、その辺に関して糸満市だけでは難しいようであれば、県のほうに要請をかけたりすることは可能でしょうか。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 ボランティア回収作業の前後に、前にそういった関係機関との調整会議がございまして、そのときに防止策や監視カメラが設置できるか、今後の対策も必要でありますので、防止策の一つの手段として、県のほうにも提案し、相談したいと思っております。 ◆3番(上原勝君) 来年の不法投棄のごみの回収ボランティアに参加する予定ですので、その際には、この不法投棄禁止の看板、ネット、もしくは防犯カメラが設置されていることを期待して次の質問に行きたいと思います。ありがとうございます。 続いて件名6、門中ハーレーについて伺います。糸満市は門中墓が多いと聞きます。個人墓も多くありますけれども、この門中墓の継承、代々引き継いでいく若者にスポットライトを当てるという一つの試みで門中ハーレーというのが、ことしで第25回を迎えました。糸満ハーレーの部門の中でいろいろあるんですけれども、少年少女ハーレーとか職域とか、また村の対抗のハーレーとかがあったりするんですけれども、この門中ハーレーの位置づけも、トリというか、後のほうに決勝前にさせていただく現状があります。大変うれしいことで、そういった活動の中で門中ハーレーが25回を迎えるに当たって、今回、新聞等に、また県外のジャーナリストの取材も委員長が受けました。もっともっと糸満ハーレーだけじゃなくて、少年少女ハーレーだけじゃなくて、また職域ハーレーだけじゃなくて、門中ハーレーが糸満市内、もしくは県外にどんどん発信していけたら、どんどん観光ピーアールにつながるような発信がしていけたらと思っておりますので、それに関して、糸満市に補助金をつけてくれとは思っておりません。門中ハーレーこぎ手がなかなか、この行事自体が、平日問わず旧暦の5月4日に行われる現状がありますので、こぎ手はほとんど社会人です。なかなか集まりにくい現状の中、試行錯誤しながら門中ハーレー存続に向けて動いております。ことしは、例年そうですけれども、12門中が競い合って、今回、玉城門中というところが優勝しました。優勝したこぎ手の喜びだけじゃなくて、門中墓に門中の一族のおじいちゃん、おばあちゃんたちが大変喜んでおります。そういった活動もどんどん続けていきたいと思っております。周知する上に当たって、糸満の特設ステージ、場所を使って広報支援ができないかというのもお聞きしたいということと、あともう1点が、そういったこぎ手の募集に関して、糸満市の広報に掲載させていただくことは可能かということをお聞きしたいと思います。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 こぎ手のほうが大分少なくなっているということで、社会人の方がこぎ手ということで、その中で、広報いとまんで門中ハーレーのこぎ手の募集はできないかという件でございますが、糸満ハーレー実行委員会と門中ハーレー実行委員会と協議をいたしまして、広報担当である部署とも協議したいと。これが可能かどうかというのも、その辺を検討させていただきたいと思います。 ◆3番(上原勝君) ハーレーが終わった翌週、沖縄タイムスに大きく門中ハーレーの記事が掲載されました。その際に、25年頑張った方々に功労賞という形で表彰式もさせてもらいながら、ただ単にハーレーをこぐだけではなくて、懇親を深めるためにとってもいい企画でした。5月4日が本番で、前日の前夜祭に大懇親会をさせていただきました。市長も門中の1人でもありますので、市長も来賓に来ていただきまして、会場を盛り上げてくださいました。その中でハーレーをこぐだけではなくて、懇親を深める場でとってもいいことだと思います。いつもこの12門中の約300名ぐらいです。300名ぐらいの大規模な大懇親会だけでなく、もっともっと多くの字糸満の門中の方々が参加することで、もっともっと発展すると思いますので、ぜひ広報等の支援、お金の支援は結構ですので、大丈夫だそうです。なので、広報支援をしっかりさせてもらえたらと思いますので、その辺をもう一度お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ◎経済観光部長(大城拡君) 再質問にお答えいたします。 広報支援ということであれなんですけれども、今後どういう形でできるか検討していきたいと思います。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。門中ハーレーについてでした。 続いて、件名7に行きたいと思います。青色防犯パトロールについてです。こちらも前回一般質問で取り上げさせていただきました。PTAで活動をする上に当たって、子供が卒業するとこのPTAも自動的に終わるので、この防犯パトロールの役割ができなくなるということで、また校区問題があって、例えば西崎校区内のパトロールしかできないそうです。そうじゃなくて、糸満市全体でそういった防犯パトロールができたらという思いで再度取り上げさせていただきました。また聞くところによると、防犯協会等のいろんな組織があるそうです。それはそれでいいと思います。それとは別で、子供たちを持った父兄、そういった方々が中心となって、またそういった連絡の一本化も含めた防犯パトロールの存続ではなく、新規で組織としてつくれたらと思いますので、その辺に関しては、今現状、青色防犯パトロールがいい方向に進んでいるのか。それとも現状維持で防犯協会、また警察がやっている防犯で終わるのか。そこら辺の見解を教育委員会よろしくお願いします。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 今回、青少年育成市民会議という会議を通して、糸満警察署へ協力依頼をして、この会議を主催で青色防犯パトロールの講習会をしました。結果、受講者14人、学校関係者が7人、教育委員会職員が7人でしたけれども、これは校区と関係なく市民会議でやっていますので、糸満市全域でパトロールができるということで、ここの講習に参加した方は市内全域でパトロールができるということで、一歩前進かと考えております。 ◆3番(上原勝君) 私は子供が今通っているところから、保護者としていろいろ学校の情報が来るんですけれども、先日保護者メールの中で不審者が来ましたと。注意をしてくださいという注意喚起がありました。その際に防犯パトロールができるんだったら、動ける人で防犯ができるんです。先ほどの、どなたかの一般質問の中で不審者等の市当局、教育委員会はどう対応するかという連携を教えていただきました、連絡網など。その中で、教育委員会から各学校に連絡が来る。そこから私たちがやりたいような青色防犯パトロールの方々に連絡が来る体制をとると、警察署だけではなくて、また防犯協会の皆さんだけでなくて、PTAの父兄の防犯パトロール隊も一気に動けると思うので、そこら辺の認識をぜひわかっていただきたいと思います。私も動きたくてうずうずしたんですけれども、でも、講習も受けました、だけど申請しているんですけれども、申請待ちの状態で、また同じ思いをしている人もいっぱいいて、歯がゆかったんです。それが、私たちが行ってしまうとおかしくなるから、防犯パトロールのランプをつけた車がそこら辺をパトロールすると、子供たちの安全だけじゃなくて、地域の安全、また防犯にもつながると思いますので、またこれは教育委員会だけの問題ではないと思います。市民健康部の方々も管轄の枠を超えて、青色防犯パトロールをもっともっと、一歩も二歩も前進できるような、また、次回一般質問で取り上げたときには二歩も三歩も前進しているような答弁をいただけたらと思っております。その辺に関してどうですか。 ◎教育委員会総務部長(阿波根庸伸君) 再質問にお答えいたします。 確かに今回の市民会議の講習が第一歩ですけれども、ただ、いろいろな制約がございまして、例えば講習会の期限が3年でしたか、あとパトロールする車に車検証に記載しないとできないとか、そういったいろいろ面倒なこともあるんですけれども、そういったことで継続して続けていけばそういった方々もふえますし、また車もふえていくんじゃないかということで、今後継続していきたいと考えているところです。 ◆3番(上原勝君) ありがとうございます。防犯パトロールが今年度中にいろんなところでパトロールをしている想像をしながら、一般質問を終えたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時13分)                              (再開宣告午後3時23分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ◆4番(浦崎暁君) 皆さんこんにちは。一般質問を行います。 件名1、児童虐待死事件について。小項目1、同事件における市長の認識を伺います。 小項目2、市当局において同事件関係者からの通告の対応について伺います。ア、沖縄県の「子どもの虐待に対応する関係機関のための手引き」に基づき対応したか。イ、教育委員会において同手引きに基づき対応したか。 小項目3、要保護児童対策地域協議会における検証について伺います。ア、検証結果がおくれている原因。イ、今後のスケジュール。 件名2、生活保護行政について。小項目1、日本国憲法第25条(生存権)と生活保護制度の目的を伺います。 小項目2、本市における生活保護行政について伺います。ア、過去3年間の生活保護受給者の推移、世帯数、率について。イ、受給者の世代別構成について。ウ、過去3年間における不正受給者数について。エ、不正受給者に対する対応について。オ、職員の窓口対応やメンタルヘルスケアについて。カ、行政指導の際における弁護士によるリーガルチェック体制の有無について。キ、職員等の増員の必要性について市の認識を伺う。 件名3、行政窓口対応について。小項目1、外国人の申請状況について伺います。ア、国民健康保険加入等の申請窓口における外国人申請件数等の状況(過去3年間)について。イ、外国語対応の状況について。ウ、今後の対応策について。 件名4、交通安全行政について。小項目1、市道外かく線(セブン‐イレブン建設予定地前の交差点)への信号灯設置、これは「信号機」に訂正をお願いしたいと思います。それについて伺います。 件名5、環境行政について。小項目1、報得川の水質について伺います。ア、有機フッ素化合物等の検出の有無について。 以上を述べて、質問席より再質問を行いますが、市当局に当たっては市長、各部長、誠実な答弁、事実に基づいた答弁をお願いして、演壇からの質問を終わります。 ◎市長(上原昭君) 浦崎暁議員の件名1、児童虐待死事件についてお答えします。 小項目1、同事件への認識について、大切な子供の命が奪われたことは痛恨のきわみであり、あってはならない事件だと思っております。当事案に関しましては、糸満市要保護児童対策地域協議会において検証中であり、検証結果を踏まえ適切に対応してまいります。 残りの質問については、教育長及び関係部長から答弁させます。 ◎教育長(安谷屋幸勇君) 御質問、件名1、児童虐待死事件について。小項目2、イ、教育委員会において同手引きに基づき対応したかについてお答えいたします。 平成29年7月に、市福祉部から学校に対し、家庭の情報提供と本児について見守りの依頼があり、校長、教頭、学級担任で情報共有を行っております。学級担任は、日ごろの学校生活の中で本児の様子を観察しており、また夏休み期間中に行った個人面談でも本児の様子を確認しております。その後、家族は転出しております。このことから沖縄県発行の手引きにある学校現場における援助の流れに近い対応を行っていたものと認識しております。 ◎福祉部長(山城安子さん) 御質問、件名1、児童虐待死事件について。小項目2のアについてお答えいたします。 小項目2、市当局の同事件関係者からの通告対応について。ア、沖縄県の「子どもの虐待に対応する関係機関のための手引き」に基づき対応したかについて。平成29年7月初旬、DV及び児童虐待のおそれに関し情報が寄せられ、その翌日に係長を含む3人の職員による相談、通告に対する受理会議を行い、初期対応の方法を協議しました。その日のうちに寄せられた情報をもとに当該児童の安否の確認のため、在籍する学校へ連絡を入れております。さらに安全確認と見守り依頼のため、電話での情報共有を行っております。7月中旬、DV及び家庭の養育環境の観点から健康推進課と情報共有の会議を行い、また当該児童の状況調査を実施しています。見守りの再依頼のため学校へ伺い、会議を開いております。後日、児童相談所へ通告の情報提供内容を伝えるとともに、家庭の今後の養育について助言を求めましたが、家族は転出となっております。これらのことから県発行の手引書にある「各機関の役割~発見から対応までの流れ~」に近い対応をしたものと認識しています。 御質問、件名1、児童虐待死事件について。小項目3、要保護児童対策地域協議会における検証について。ア及びイについてお答えいたします。小項目3、ア、検証結果がおくれている原因については、検証委員によるヒアリングの実施が完了していないことが主な要因と考えております。 次にイ、今後のスケジュールについては、次回の実務者会議及び代表者会議において、その時点までに上げられた課題と提言を取りまとめ、中間報告をする予定となっております。 御質問、件名2、生活保護行政について。小項目1及び2について順次お答えします。小項目1、日本国憲法第25条、生存権と生活保護制度の目的については、日本国憲法第25条第1項で「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」とし、第2項において「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」としています。生活保護法は、この日本国憲法第25条に規定する理念に基づき、国が生活に困窮する全ての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的としています。 小項目2、生活保護行政について。ア、過去3年間の生活保護受給者の推移、世帯数、率については、各年度末現在で、平成28年度1,229人、939世帯、20.16パーミル、平成29年度1,230人、959世帯、19.98パーミル、平成30年度1,266人、984世帯、20.46パーミルとなっております。 次にイ、受給者の世帯類型別に見ると、平成31年3月末現在、984世帯のうち高齢者583世帯、59%、障がい者155世帯、16%、傷病者103世帯、10%、母子37世帯、4%、その他106世帯、11%となっております。 次にウ、過去3年間における不正受給者数については、これまで訴訟を提訴したことはありません。 次にエ、不正受給者に対する対応については、訴訟を提訴した事例がないためお答えできません。 次にオ、職員の窓口対応やメンタルヘルスケアについては、窓口などにおいて、暴力的、威嚇的な要保護者の対応に対しては、上司が同席するなど、組織的に対応するようにしております。 次にカ、行政指導の際における弁護士によるリーガルチェック体制の有無については、全ての行政指導においてリーガルチェックは行っていませんが、行政処分に対する審査請求等の関連資料等の場合、事前に相談を行うようにしております。 最後にキ、職員等の増員の必要性については、その必要性は認識しておりますが、体制づくりに時間を要すると考えています。そのため担当職員がケースワークに専従できるよう、専門の面接相談員や各種調査を担当する臨時職員を配置するなど、職員の負担軽減に努めております。 ◎市民健康部長(福元信美さん) 御質問、件名3、行政窓口対応について。小項目1、外国人の申請状況について。アからウまでについて順にお答えいたします。 小項目1、ア、国民健康保険加入など、過去3年間の外国人申請件数については、平成28年度135件、平成29年度179件、平成30年度226件となっております。 次にイ、外国語対応状況について。窓口で外国人が国民健康保険加入等手続の際は、日本人の雇用主や配偶者が付き添っている場合がほとんどであり、おおむね加入手続等に支障は出ておりませんが、万が一、支障が出る場合は他課の職員と連携の上、外国語対応をしております。 次にウ、今後の対応策については、毎年外国人の加入者がふえている現状からすると、職員の言語に関するスキルアップの推進、またICTを利用した通訳サービスなどを調査検証していきたいと考えております。 次に御質問、件名4、交通安全行政について。小項目1の市道外かく線(セブン‐イレブン建設予定地前の交差点)への信号機設置については、現場に行き、外かく線の開通に伴い交通量がふえているのを認識しております。信号機設置も含めた交通安全対策について糸満警察署と調整をしてまいります。 次に御質問、件名5、環境行政について。小項目1、アの報得川の有機フッ素化合物の検出の有無については、県内の河川及び海域における有機フッ素化合物は沖縄県衛生環境研究所と国立環境研究所が共同調査を行っており、報得川の下流の糸満市では、高濃度の有機フッ素化合物は検出されていないとの報告を受けております。 ◆4番(浦崎暁君) それでは質問席より再質問を行います。 件名1、児童虐待死事件から行いたいと思いますが、先ほどの福祉部、そしてこれに関連して教育長の答弁がありましたけれども、近い対応、つまり県が出しているマニュアルについて近い対応ということに表現が統一されていますよね。先立って、私3月定例会で当時の福祉部長が答弁されているものを確認しながらこの質問を行いたいと思いますが、当時の福祉部長は、私の質問に対して、県の手引きの流れに一定程度即した対応をさせていただいているということも言明されています。その答弁の中で、48時間ルールということも述べられていて、48時間以内の子供たちの状況を確認する必要があるということを、この認識を明らかにしています。では、この県のマニュアルの48時間ルールというのはどういうものでしょうか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 48時間ルールとは、48時間以内に、確実にその子の安全を確認するということです。 ◆4番(浦崎暁君) 当時の部長はこう言っているんです。受理会議を行って、児童のまず48時間以内の子供の状況を確認する必要があるだろうということで、その翌日、つまり24時間たっているんでしょうか。学校のほうに連絡させていただいて、先生方の目視による本人の安全確認をさせていただいたところでございますというふうな答弁をされている。48時間ルールというのは、非常に緊迫した状況の中で、つまり48時間以内に手を打つというのが原則としてあるんです。しかし、その翌日に学校のほうに連絡をさせているということですけれども、それについてはどういう考えがありますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 48時間以内に、その子の安否の確認をとるというふうに認識しております。 ◆4番(浦崎暁君) それからしても、48時間ルールを守っていませんよね。安否確認とれましたか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 翌日には確認しておりますので、48時間以内と認識しております。 ◆4番(浦崎暁君) じゃあ、あなた方は、どういうことかと言うと、近い対応というふうなことで、私からすると非常に後退していますよね。そこで、近い対応というのは、じゃあどの程度まで近い対応をしたのかというのを確認します。つまり県の出してきたフローチャート、チェックシートというものは記入されていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 当時は、チェックリストの記入はしておりません。 ◆4番(浦崎暁君) それはなぜですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 当時は、その様式に記載をするという認識が、その当時、窓口ではございませんでした。 ◆4番(浦崎暁君) じゃあ、県の出してきている、いわゆる今議論になっているマニュアルというものを、どの程度まであなた方、福祉部、つまり教育委員会もどの程度認識して、これに基づいて対策を打とうとしていたのかということを確認したいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 チェックリストの用紙を使ってチェックはしておりませんけれども、それに近いものを参照しながら、面談記録を見ますと、ほぼそれに近いものをしていたと思っております。
    ◆4番(浦崎暁君) 余りにもちょっと言いわけがましくないですか。6月3日、連合審査会で私たちに示された資料の中で、児童記録票というのが出されました。この児童記録票というのは、じゃあ私たちの、この糸満市が保有する条例の中のどの項目にこの児童記録票があるのかという、さっきまた調べたんですよ、担当課とは。ないですよね。それはなぜないのかということを伺いたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 平成17年に要綱変更をしておりますけれども、その時点で様式の変更をしていなかったというのを、私も先ほど確認しましたので、早急に変更したいと思います。 ◆4番(浦崎暁君) ちょっといい加減過ぎませんか。連合審査会で私たちに出された児童記録票というのがあって、これを見ると、私もネットで調べたらないんですよね。だから各関係当局に行って調べたんだけれども、それがないと、不存在だと。ということで、今聞くと、改正手続をしていなくて、いわゆるアップしていないということだと思うんですけれども、しかし、この児童記録票を見ても、この中に児童虐待の文言については、まあ、あることはあるんですけれども、しかし、県の様式と余りにもかけ離れているんですよね。これは、この児童記録票で本当に対応できたのかということです、まずは。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 児童記録票のほうは、家庭表と同じような形で本人の情報が把握できることになっておりますけれども、それ以外の安否確認、それから家庭状況、親子状況というのは面談記録上の記録として残っておりますので、その当時は把握していたと思います。ただ時間的に、この2日間というのは本当に安否確認が優先されますので、そのほかの内容については、チェックリストに記録されなかったということです。 ◆4番(浦崎暁君) 変な話、言いわけがましいのはもう聞きたくないんです。県のマニュアルにのっとっておりません。要するに受付票でさえも県と同じものを使っていないんです。結局、そこから先は、はっきり言って対策を打っていないんです。つまり、県が言っている48時間以内の安全確認のためのチェックポイントというのが、結構いろんなポイントがあって、非常に細かく書かれております。これを使っていないということで、もうよろしいですよね、まずね。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 当時は使っていませんでした。 ◆4番(浦崎暁君) 連合審査会で出されたアセスメントシートの活用というのがあって、市が今検討している状況ということで、平成30年4月よりアセスメントシートを活用して検討しているところであり、保健師、社会福祉士の配置により個別ケース会議を行っていると。そのことと、県に出しているものというのは同一ですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在は同一です。 ◆4番(浦崎暁君) 平成29年に起こった…、起こったというか市が当事者からこの問題を通告を受けて受理したと。しかし、そのときについては県の対応というんだけれども、実際、県の対応というのは実質的には私は行われていなかったと認識しております。平成30年の4月からアセスメントシートを検討するということになっているんですけれども、しかし、この前、3月の答弁から見ると、もうあたかも県のマニュアルに基づいて行ってきたんだというようなニュアンスが非常に強いんです。しかし実際、細かいところ、実務的なところ、実質的なところ、何一つされていません。だからこういう問題が起きるんじゃないかと思っています。つまり初期対応が全く行われていなかったと言わざるを得ないんです。これについては、本当にどういうふうな認識を持っているのかと、再度聞きたいと思っています。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 リスクアセスメントシートはその当時使っておりませんでしたけれども、即日受理会議をして、安否確認をしたという流れについては、県の手引きに沿った流れだったと思います。ただ、その後の情報収集の段階で転出したと認識しております。ただ内容について、今検証委員会を行っておりますので、検証委員の中からいろいろな提言が出てくると思いますので、それを受けて、改めて対応については検討していきたいと思います。 ◆4番(浦崎暁君) 対応するも何も、今度国会のほうでもこれに関連する法案が通りました。そこで県のほうもそれに伴って改正される可能性はあると思うんですけれども、もっとより具体的な、効果的なアセスメントシートというのがつくられると思います。ただ、そうは言っても県のアセスメントシート等は平成24年にもうおろされています、地方自治体に。平成24年ですよ。こういう専門的な問題を捉えるためには、きちんとしたマニュアル化されたものを捉えないとなかなか厳しいなと思っているんです。当時、平成29年の市の対応というものは、初期的には県に基づいてやっていると言うんだけれども、これは極めて部分的なものだと言わざるを得ないんですけれども、これについて本当にどういうふうに考えているんですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 当時、この48時間ルールには本人の安否を確認して、緊急的な措置が必要かどうかという判断のもとになりますので、当時の判断としては安否を確認して、緊急性ではないということで情報収集をしたという経緯があると思います。ただ、この対応に対しても、今検証委員会のほうで検証しておりますので、その提言を受けて対応については、また今後考えていきたいと思います。 ◆4番(浦崎暁君) 議会は監査機関でもある、チェック機関でもあるんですよね。きちんとはっきり私たちの質問に答えないとだめですよ。こういう議論であったにせよ、いろんな問題が出てきているんです、実際。今、開示請求を私は、一議員としてやっていますけれども、この開示請求をした後にどういうのが開示されるかわかりませんが、本当に手続的な大きな瑕疵が私はあったと思います。つまり、一番大きな問題として初期対応です。48時間ルールということを言っているのであれば、このルールを本当に守って、実効的に動かすのであれば、必ずやらなければいけないのがアセスメントシートにチェックを入れないとだめなんです。結局それすらしていないわけでしょう。つまり受け付けはしたと、受け付けというのは、この文書で受け付けはしているんだけれども、この文書の受け付けというのは、児童記録票といって、これはいわゆる児童虐待の専門的な受付票ではありません。それは認めていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 県の出している家庭表ではないということは認識しております。 ◆4番(浦崎暁君) この児童記録票で、児童虐待の問題が受けとめられることは極めて不十分だと思っています。しかもこの文書というのは、市のホームページ上にないですよね。私調べたら、これ繰り返すようですけれども、この文書はどこにあるのか、数時間探しました、担当課に行って。そうしたらないと言うんですよね。どうしてこういうことが起きるのかと思っていまして、この法規担当の部長にも伺いたいんだけれども、こういう状況が今行われているということについても、どういうふうに考えますか。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時52分)                              (再開宣告午後3時52分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 要綱の変更がございまして、その際に様式の変更がされていないということと認識しておりますので、本来はこういうことがあってはならないと思っております。本来、原課が厳重にチェックすべきであり、また法規担当の総務部が本来管理すべきでありますので、今後こういうことがないようにはしていきたいと思います。 ◆4番(浦崎暁君) これはあれですよね、条例とか規則というのは当然総務部管轄となってくるんですけれども、原課がこれを改正していなかったということで認識はいいんですか、要するに手続的に。 ◎総務部長(上原仁君) 再質問にお答えいたします。 今確認したところ、原課のほうで様式の改定をしていないということを確認しております。 ◆4番(浦崎暁君) これから見ても、非常に私は問題だと思っています。8月に検証委員会が、中間報告ですか、発表されるということですけれども、繰り返しますが、なぜおくれているんですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、検証委員のほうでヒアリングを行っておりまして、まだヒアリングが全部終了していないという状況で、全部終了してから報告がいいという形の判断をしておりますけれども、ただ現時点で中間報告はしていきたいと考えております。 ◆4番(浦崎暁君) つまりヒアリングというか、当事者からお話を聞くということでよろしいですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 当事者を含めて関係機関という形です。 ◆4番(浦崎暁君) 半年もたとうとしているのに、該当者が数百人いるんですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 人数的には少ないですけれども、関係機関への問い合わせ等に時間を要しているということです。 ◆4番(浦崎暁君) それにしても、一般社会通念上、余りにも遅すぎませんか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、県も同じようにヒアリングする状況ですので、県と今、調整をしているところです。 ◆4番(浦崎暁君) これはもう、やはり市民の中からも非常に不信感というのがまだ払拭されていませんよね。糸満の行政に対してですよ。だからきちんと、もう半年がたとうとしているわけですから、きちんとした報告書を出して、市民の目に明らかにしていくということが必要になっています。ただ、こういう問題は非常に慎重に進めていかないと、当事者のいろんな問題も配慮しないといけないというのはよくわかります。ただ単に早く出せばいいという話では当然ありませんよね。しかし、それにしてもね、半年近くたとうとしているのは、私はやはり、行政としてはふさわしい仕事のやり方ではないなと思っています。8月中に本当に出すということですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 現在、8月に中間報告が出せるように準備をしているところです。 ◆4番(浦崎暁君) 8月に出すということですけれども、初期対応についても、やはり私は大きな瑕疵があったんじゃないかと思っています。今の段階、今のそういう議論を聞いていて、部長、教育長もどう思うのか、再度聞きたいです。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 当時の対応がどうだったかというのは、検証委員会を待ちたいと思いますけれども、ただ翌日には安否を確認して、その時点で緊急性がないと判断したことに対しては通常の流れかと思っております。ただ、検証委員会の提言を受けて検討はしていきたいと思います。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 先ほどから初期対応の部分のお話がありましたが、教育委員会としては学校から聞き取りをして、これまでも申し上げたんですが、県のマニュアルに近い対応をしているということの認識は変わっておりません。それからその対応がどうであったかという部分は、やはり検証委員会が動いていますので、それでそれをきちんと踏まえて、今後対応していきたいというふうに考えております。 ◆4番(浦崎暁君) 検証委員会が出てから議論をするということもありますけれども、ただきょうわかったのは、改めてわかったのは、県の対応に基づいてと言っているんですけれども、つまり県の対応の核となる部分、アセスメントシートというものについては、全く未記入ですよね、お互い。どうですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 当時は記入されておりません。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 県のマニュアルの中の学校でのチェックポイントのこの用紙を使ったかどうかについては、聞き取りをしておりませんので、ただどういう対応をしたかという聞き取りの中で、これに近い対応をしているなというふうには認識をしているということです。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後3時59分)                              (再開宣告午後3時59分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎教育委員会指導部長(大城直之君) 再質問にお答えします。 学校でのチェックポイントシートを使ったかどうかは、教育委員会のほうでは確認をしておりません。 ◆4番(浦崎暁君) それでは、生活保護行政に移りたいと思います。福祉部長、またいろいろ議論しましょう。 福祉部長、私が問題視している、まず行政手続的なところですけれども、小項目2のカです。この対象となる文書は、事前に通告はしているんですけれども、確認できますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 確認しております。 ◆4番(浦崎暁君) 先日、私のところに市民から相談があって、市から文書を受けたと、私も見たんですが、非常にびっくりした文書であります。これは行政指導文書でよろしいですか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 行政文書ではなくて、生活保護法に基づく指導文書と認識しております。 ◆4番(浦崎暁君) そういう回りくどい言い方しなくて、これは行政指導文書でしょう。 ◎福祉部長(山城安子さん) 行政文書ではありますけれども、生活保護法に基づく指導文書という形です。 ◆4番(浦崎暁君) 生活保護法に基づく指導文書というのは何条にありますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 生活保護法第27条、指導及び指示の内容になります。 ◆4番(浦崎暁君) これは文書と書いていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 条項の中に、指導、指示文書はという内容で書かれております。 ◆4番(浦崎暁君) これ本市の行政手続条例は該当しますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 市が出しておりますので、行政文書の中に入ると思います。 ◆4番(浦崎暁君) 確認しますけれども、行政手続条例ですよね、法は適用されないと思うんだけれども。じゃあ、第4章、行政指導の項目にそれが適用されますね。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 内容について、顧問弁護士に確認したところ、生活保護の行政文書については、生活保護法の規定で定めているために、行政手続法の通知から除外されることがあるということを確認しております。 ◆4番(浦崎暁君) 法から除外されるけれども、条例はかかるんでしょう。 ◎福祉部長(山城安子さん) はい、条例手続の中には入ると思います。 ◆4番(浦崎暁君) 条例に基づいて話をしましょう。この文書を全部読み上げてもいいんだけれども、非常に生々しいです。ここで第33条、行政指導に携わる者は、その相手方に対して、当該行政指導の趣旨及び内容並びに責任者を明確に示さなければならない。これは示されています。その中で、第2項第1号、当該権限を行使し得る根拠となる法令の条項、これは示されていますか、この文書の中に。 ◎福祉部長(山城安子さん) 今回発送した中にはその条文は入っておりません。 ◆4番(浦崎暁君) 第2号、前号の条項に規定する要件、これは示されていますか、この文書に。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時04分)                              (再開宣告午後4時04分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 要件のほうも入っていないと認識しております。 ◆4番(浦崎暁君) 第3号、当該権限の行使が前号の要件に適合する理由というのは、示されていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 理由は、文書の中に含まれていると認識しています。 ◆4番(浦崎暁君) この行政指導というものは、非常に幅が広くて、受け取る市民からすると、非常に心理的圧迫を感じる文書もあります。この文書の末尾にも、これに類するような表現があります。これは確認されていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 文書自体は確認しております。 ◆4番(浦崎暁君) つまりこれは受け取る側に対して、非常に心理的圧迫感を与える文書だということは認識されていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 文書を確認しましたけれども、相手方に、少し配慮に欠けた文書であるということは認識しております。 ◆4番(浦崎暁君) この行政手続法ができて、行政手続条例ができた背景というのは、つまり行政が非常にきちんとした手続を経て、対市民に対して、また指導、援助、勧告ということが行政指導の中に含まれているわけですね。これからしても、この行政手続条例から非常に逸脱しているんじゃないかと思っております。つまり、やっていけない部分が私はあると思うんです。この文書自体が、対市民に対してこういう文書はやっていけないと思うんです。今、どういう対策をとろうとしていますか、これに対して。 ○議長(大田守君) 休憩いたします。                              (休憩宣告午後4時06分)                              (再開宣告午後4時08分) ○議長(大田守君) 再開いたします。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 今回発送された文書については、私のほうも確認しておりまして、配慮に欠けている部分があるということは認識しておりますので、今後については、面談等でまた説明していくということをしていきたいと思います。また、今後同じように規定の文書を発送する場合は、条文を入れて、要件を中に具体的に、相手方がわかるような内容で発送していきたいと思います。 ◆4番(浦崎暁君) 一番、行政窓口、特に生活保護の窓口をやっている職員とかケースワーカーは非常に過酷な業務だと思います。そういう中でこういうことが行われているから。これをつくった職員に対して、職員も何とかこの問題点を改善しようということがあったと思います。とは言っても、これは糸満市として出す行政指導であり、市民からすると非常に威圧的な文書になり得るものですから、もう絶対こういうことをやってほしくない。ただ、これはきちんと謝罪も含めてやらないといけないと思っていますが、どうでしょうか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 本人、関係者と面談して、そのような内容を再確認しながら、今回の文書については配慮に欠けていたという部分は説明したいと思います。 ◆4番(浦崎暁君) 生活保護行政の経緯ですけれども、先ほどの部長からの答弁を伺うと、20パーミル、1,000分の1ですけれども、もうそういう状況まで来ているんです。高齢者の世帯数が59%というんです。今度の国会でも、マスコミ等でも問題になっているのは年金の問題です。つまり2,000万円ないとだめ、3,000万円という人もいるかもしれませんけれども。基礎年金で暮らしていけないと、国が言明していますよね。高齢者がどんどんふえていく、今後もどんどんふえていくと、やはり低年金の方もいるし、無年金の方もいる。基礎年金だけの方もいると。基礎年金で6万5,000円というところですか。これでは暮らしていけません。ただ、最近非常に多くなっているなと思っているのは、年金と生活保護という組み合わせ、非常にふえているんじゃないかと思っていますけれども、これについてどういう感じを持っていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 年金額が少ない方もいらっしゃいますので、年金を持っていても生活保護を受ける方はいらっしゃいます。 ◆4番(浦崎暁君) 最近際立ってそういう方々がふえていると私思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 正式に調査したことはありませんので、ここで答弁することは難しいと思います。 ◆4番(浦崎暁君) 厚生労働省の発表などでも非常にふえているということはうたわれております。今後ますます高齢化社会が進んでいくということになれば、年金がこんなに低くて暮らしていけないという方がもっともっとふえていくんです。そういう方々をきちんとケアしていく。捕捉していって生活保護に結びつけていくということが、今後、私たち糸満市の行政に求められていくと思うんですけれども、そういう中で、今回、これまでもですけれども、いわゆる警察OB関係者の採用ということで議論されているんですけれども、これをちょっと確認します。社会福祉主事の資格を有しない元警察官職を、生活保護の現業、業務に従事させることは、生活保護法第21条とか、社会福祉法15条に違反するという指摘があるんですけれども、これについてどういう認識を持っていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 生活保護のワーカーは、社会福祉士や主事を持っている方が行いますので、警察OBの方で資格のない方をケースワーカーとして業務することはできないと考えております。 ◆4番(浦崎暁君) 2012年11月16日、日本弁護士連合会が警察OBの福祉事務所配置要請の撤回を求める意見書ということで、結構長い要請文書を発しております。るる問題点が書かれているんだけれども、例えば不正受給というんですけれども、訴訟案件はないというんですけれども、不正受給は絶対許してはいけません。ただ、不正受給というものについて、一緒くたに一般化して、これをあたかも、要するに非常にたくさんいるんだということをやってしまうというのは、私は非常に間違っていると思っております。つまり、一時期生活保護バッシングというのがあって、生活保護たたきというのがちまたにあふれていました。これは非常に問題だなと思っていまして、日本の、我が国における生活保護の捕捉率というのは極めて低い数字なんですね、OECDの加盟国の中でも。それはもっと受けないといけない方々がたくさんいて、ボーダーライン層というのがたくさんいるんです。そういう中で、あたかも生活保護を受けることが罪悪感であるような議論というのは絶対私はやってはいけないと思っています。部長、あなたは福祉関係の資格を持っていますか。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 保健師ですので、福祉の知識はあると認識しています。 ◆4番(浦崎暁君) 犯罪とか、例えば非常に暴力的なものがあったりする場合は、きちんと警察行政のお世話になって対応すると、これは必要であります。ただ、基本はケースワーカーの方々と市民との対話と信頼関係を構築していって、本当によりよい制度を充実させていくというのが私は基本だと思っています。ある方からこの漫画を読んでねということで、この間読んだんだけれども、「健康で文化的な最低限度の生活」と、これは生活保護行政にかかわる漫画なんだけれども、ドラマにもなったらしいんだけれども。非常にリアルで、生活保護行政にかかわる若いケースワーカーの働き、頑張りを描いた漫画であります。私はこれ非常にリアルな漫画だなと思っていまして、やはりその中から生活保護行政にかかわる、若い職員とか、ケースワーカーとか、それに携わる人たちが本当に頑張って、被保護者と一緒になって二人三脚で頑張っているんだなと感じています。部長は資格者であるということをおっしゃっていますから、そういう資格者というものがきちんと法令にのっとって、きちんとした制度に基づいて対応していくというのが私は基本だと思っています。ケースワーカーたちが本当に働きやすい環境というものを今後つくっていかないと。やはり、たまに窓口に行ってけんかをされている方もいますよね、どなり合ってですね、あれは光景としては非常によくないんです。言いたい気持ちもわかるけれども。そこを、今後市民の信頼をもっと得ていって、的確な対策をとっていくということが求められていくと思っています。やはりこれは人員の配置です。マンパワー、人員の配置をきちんとしていかないといけないということですけれども、市長。市長に大きな権限があります。ケースワーカーを増員していくということについて、どういう考えを持っているのか伺いたいと思います。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 ケースワーカーが現在不足しておりますので、生活支援をするためにはケースワーカーは充足したほうがよいですので、ケースワーカーの確保に努めてまいります。 ◎市長(上原昭君) 現場をよく知っている福祉部、そして部長の意見を十分に聞いて対応してまいります。 ◆4番(浦崎暁君) 十分に対応するということは、嫌らしい質問かもしれませんけれども、ふやすということですか。 ◎市長(上原昭君) 市役所の職員配置については、福祉部だけで決めるものではありません。市役所内の全ての部局において適正な配置ができるように、特に総務部においてきちんと把握して、適正に配置していきたいと思っております。 ◆4番(浦崎暁君) 市長を信頼します。ケースワーカーをふやすと言うんでしょう。これは信頼したいと思っております。 最後に伺いたいのは、やはりメンタルヘルスということで、窓口でいろいろ、大声でお話をしたりとか一生懸命説明をしているんだけれども、やはりそういう光景が見受けられる。最近非常にふえているんじゃないかと思っています。そういう職員、特に若い職員とか、ベテランの職員も大変だけれども、きちんとこのメンタルヘルスケアというのをやっていかないと持たないですよ、部長。これについて一般的な話はもういいです。きちんと対策をとって、全国の事例もいろいろ勉強してやっていかないと、若い職員が本当に大変なことになっていくと私は思いますので、最後に伺って、私の一般質問を終わります。 ◎福祉部長(山城安子さん) 再質問にお答えします。 たしかにメンタル、私自身もメンタルを受けるものもありますけれども、やはり定期的に、本人たちの悩みを聞いたり、それから窓口対応は上司が同席してやるという配慮をして、できるだけ考慮していきたいと思います。   ―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(大田守君) 以上で本日の会議を終了いたします。                              (散会宣告午後4時19分)...